11月12日、広島のマツダスタジアムで、マツダスタジアムで開催されたプロ野球選手会主催の「エイブル・トライアウト2025…

11月12日、広島のマツダスタジアムで、マツダスタジアムで開催されたプロ野球選手会主催の「エイブル・トライアウト2025」が終了した

 今年は28投手が参加したが、速球投手も多かった。145キロ以上は13投手もいた。1位はオリックスの小野 泰己投手(折尾愛真)で、最速156キロ。平均球速153.5キロとセットアッパー級のスピードボールを投げ込んだ。ボール先行であるが、ストレートの威力は確かなものがあった。

 阪神の佐藤 蓮投手(飛龍)は最速152キロをマーク。二軍球団のトライアウトを受けている報道もあるが、二軍球団ならば、投手陣の柱として活躍しそうなストレートの強さはある。

 3位は151キロをマークした楽天の宮森 智志投手(呉商)。ほとんど150キロをマークしており、トライアウトを解説していた元プロ野球選手、野球関係者からの評価も高かった。

 注目の森木 大智投手(高知)は最速149キロをマーク。すべて145キロ以上をマークしており、ツーシームを習得するなど、変化を取り入れていた。

 昨年、トライアウトで150キロ以上をマークした3投手のうち2投手がNPBの育成選手となっている。小野、佐藤、宮森の3人は契約があるのか。145キロ以上をマークしている投手たちの去就にも注目だ。