◇国内男子◇三井住友VISA太平洋マスターズ 事前情報(12日)◇太平洋クラブ御殿場コース(静岡)◇7262yd(パー7…

16歳の長崎大星がアマチュアとして大会に出場

◇国内男子◇三井住友VISA太平洋マスターズ 事前情報(12日)◇太平洋クラブ御殿場コース(静岡)◇7262yd(パー70)

いま振り返っても、“あの”一打が心残りではある。「やっぱり最終日、最終ホールのあのパットが決まっていれば…と本当に、一番後悔しています」。3週前、16歳の長崎大星(勇志国際高)はアラブ首長国連邦で行われた「アジアパシフィックアマチュア選手権」で涙した。

ドバイでの日曜日、スタート時の後続との5打差はみるみるうちに縮まった。終盤16番で再びリードしながら、18番で1.5mのバーディパットを外してプレーオフに突入。フィファ・ラオパクディー(タイ)に3ホール目で敗れ、2026年のメジャー「マスターズ」(ジョージア州オーガスタナショナル)と「全英オープン」(イングランド・ロイヤルバークデール)の出場権が手からこぼれ落ちた。

開幕2日前にはプロ転向した中野麟太朗(右)と練習ラウンド

大きすぎる逃がした魚。「でも、後悔しても一緒だと思うので」と長崎は、まだまだ続く道のりを見据えている。惜敗は「ことしで一番、学べたことも多かった」4日間。師事するレジェンドの中嶋常幸からもらった『オレも全英オープンで泣いたよ』というメッセージにも励まされた。「2位になって何もないと思っていたんですけど、全英アマの出場権と全英オープンの最終クオリファイ(予選会)の出場権をもらえると聞いて、まだチャンスはあると思いました。そういう試合につなげていけたらと思います」と顔を上げた。

2026年は出場が期待されるアマチュアの世界大会がズラリ

推薦出場する今大会と2週後の「カシオワールドオープン」(高知・Kochi黒潮CC)のプロツアーで腕試し。迎える2026年は6月の「全英アマ」、7月末に始まる「ウエスタンアマ」、
8月の「全米アマ」といった舞台で世界のトップアマと相まみえたい。

高校1年生という若さへの余裕はない。「海外では同年代の選手も多いです。年齢はあまり気にならない“世界線”だと思います」と次なる成長機会を求めている。(静岡県御殿場市/桂川洋一)