優勝パレードでファンの歓声に応えるバンダ(C)Getty Images 今季レギュラーシーズンでは、ドジャース最多の71…

優勝パレードでファンの歓声に応えるバンダ(C)Getty Images

 今季レギュラーシーズンでは、ドジャース最多の71登板で、球団初の2年連続世界一に貢献したアンソニー・バンダが、チームの強さについて激白した。ドジャース関連メディア『The Dodgers Bleed Los Podcast Network』が、公式YouTubeチャンネルを現地時間11月11日までに更新。バンダのインタビューを公開した。

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 ワールドシリーズ制覇の要因を問われた左腕は、「スタジアムスタッフから、(スーパースターのオオタニ)ショウヘイやドック(デーブ・ロバーツ監督に至るまで、全員の力で掴んだタイトルなんです」と強調。「だからこそ『運じゃない、実力で勝ち取った』と胸を張れます。すべてはLAと街の人々のための勝利です」と誇らしげだった。

 自身はキャリアハイにして、チーム最多の71登板。疲労の蓄積からか、ワールドシリーズでは4登板中、3試合で失点を許したが、今季の功績が色あせることはない。
 
 昨季から所属するドジャースが、自身メジャー8球団目となる32歳左腕。常勝軍団に対しては、潤沢な資金力ゆえに“金満”などと揶揄されることもあるが、「僕は優勝するまでにどれだけの努力と犠牲があるかを知っているから、外の声はあまり気にしていません」と首を振った。

「チームメイトは皆、全力で取り組んでいるし、クラブハウスの中は本当に結束が強い。言いたい人には言わせておけばいい。最終的に僕たちが勝った。それがすべてです。僕たちも懸命に努力したし、トロントも素晴らしいチームでした。でも結果的に勝ったのは僕たち。人々は何を言おうと自由ですが、その言葉が僕たちの努力や献身を消すことはできません」

 バンダは優勝パレードの同日夜、ムーキー・ベッツの自宅で開催されたパーティーにも言及。「あれはすごい。ムーキーのパーティーは本当に楽しい。シーズンを戦い抜いたみんなへの祝福であり、労いの場。全員で喜びを分かち合って、優勝をLAに持ち帰ったことを実感する瞬間ですね」と笑顔で感想を口にした。これも左腕が言う「結束」の象徴なのかもしれない。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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