クワンは優れた守備力でも知られる(C)Getty Images 世界一3連覇を目指すドジャースのオフの補強に注目が集まっ…

クワンは優れた守備力でも知られる(C)Getty Images
世界一3連覇を目指すドジャースのオフの補強に注目が集まっている。
今季、主に左翼を守ったマイケル・コンフォートはFAイヤー。1年約25億円の契約で今季は138試合で打率.199、12本塁打、36打点と期待を裏切った。
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そんな中、米メディアでは1度ターゲットにした選手に再びド軍フロントがアタックするという見方を示している。
米メディア『Dodgers Way』は、今夏のトレード戦線において、ガーディアンズのスティーブン・クワンを「本命」として水面下で激しい交渉を行っていたとするボブ・ナイチンゲール記者の報道を紹介。
結果的に夏のトレード期限での獲得は叶わなかったものの、オフにコンフォ―トがFAとなり、カブスのカイル・タッカーを積極的に狙うという噂がある中でも、ドジャースはクワンの獲得をまだ諦めていないという。同メディアは、「ドジャースは今オフ、クワンとの交渉を再開する予定だ」とするナイチンゲール記者の見立てを伝えている。
またクワンに関しては「左翼手のコンフォートの完璧な後任となる」ともつづられている。
度々、話題となっている大物FA選手の1人、カブスのタッカーとクワンがドジャース外野手補強の2大候補になるとされ、クワンに関しては 「4年連続ゴールドグラブ賞を受賞した卓越した守備力と、今季の打率.272と高いコンタクト能力が魅力」と記事の中では伝えている。ただ、トレードを仕掛けるにはプロスペクトの放出がドジャースも必要になる。
一方のタッカーに関しては本人が長期契約を求めているという報道もあり、長期契約、超高額契約がネックになるという。
記事の中では、ドジャースはタッカー、クワン獲得に関して「無限の予算」と「最強クラスのファームシステム」を備えていることもあり、FAでの獲得、トレードへの対応も可能だとしている。
「しかし、両方を獲得すると外野手が過剰になる」ため、どちらか1人を選択することになるとも。「ドジャースのオフシーズンは、この二大ターゲットのどちらを先に説得できるかにかかっている」と結んでいる。
クワンといえば、日本にルーツがあることも知られ、2026年WBCの侍ジャパン入りにも強い意欲を示している。
果たして「最強のピース」となるのは誰なのか。引き続き、ドジャースのオフ補強に注目が集まりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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