3年目の今季は打率.275、23本塁打、89打点をマーク 野球日本代表「侍ジャパン」は、来年3月のWBC(ワールド・ベー…

3年目の今季は打率.275、23本塁打、89打点をマーク

 野球日本代表「侍ジャパン」は、来年3月のWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)へ向けて、宮崎強化合宿を行っている。中でもファンの間で注目が高まっているのが、阪神の森下翔太外野手だ。10日の広島との練習試合で2ランを放っただけでなく、これまで短期決戦で無類の強さを発揮してきた。

 広島との練習試合では5回、2死二塁で高の141キロ直球を左翼席中段へ運んだ。2023年のWBCではプロ1年目の開幕前だったため、もちろんメンバーではなかったが、この3年近くの間に次世代の侍ジャパンの主力候補として存在感を増してきた。

 2023年11月に行われた「カーネクスト アジアプロ野球チャンピオンシップ2023」では11打数5安打で大会首位打者に輝き、日本の優勝に貢献。翌2024年の「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2024」チェコ戦では決勝本塁打を放つなど2試合で9打数4安打と活躍。さらに「ラグザス presents 第3回 WBSC プレミア12」で打率.464、1本塁打9打点という好成績を残した。

 侍ジャパンだけでなく、2023年の日本シリーズでは7打点を挙げ、新人最多打点記録を更新。クライマックスシリーズ(CS)では2024年に8打数5安打、今年も9打数6安打と打ちまくった。

 この短期決戦の強さに、来春のWBCでも代表入りの期待は高まっている。SNSでは「短期決戦の鬼」「短期決戦激強のお祭り男」「控えでもなんでもいいからWBC出てほしい」「阪神の3番、JAPANでも3番背負えるか」「確定やろこいつは。逆にこれ以上どうアピールしろって言うねん」「これでWBC入んなかったらおかしい」「絶対に招集しろ」などの声が集まっている。(Full-Count編集部)