<大相撲十一月場所>◇三日目◇11日◇福岡・福岡国際センター【映像】力士の姿「衝撃のビフォーアフター」 幕内の取組で顔面…
<大相撲十一月場所>◇三日目◇11日◇福岡・福岡国際センター
幕内の取組で顔面から鮮血が滴るアクシデントが発生した。取組直後、振り返った力士の姿が画面に映し出されると「割れてる」「パックリだ」など驚きの声が相次いで寄せられた。
アクシデントが発生したのは、前頭十四枚目・竜電(高田川)と前頭十三枚目・豪ノ山(武隈)の一番。立ち合い頭から強烈にぶつかり合った両者。下から突っ張って起こしていこうとする豪ノ山に対し、下手を引いて左四つに組んだ竜電。なんとか振りほどきたい豪ノ山だったが、吸いつくような攻めで竜電が寄り切って勝利した。
取組後、竜電がカメラのほうに振り返ると、アクシデントが明らかに。竜電の眉間がぱっくりと割れてしまったようで、ダラダラと鮮血が滴っていた。その姿にABEMAで実況を務めた髙橋大輔アナウンサーも「あぁ、眉間切れましたか。右の眉頭のあたりが切れているでしょうか」と驚きの声を上げた。右手で額を気にするように拭った竜電だったが、その後も動じる様子はなく勝名乗りを受け、土俵を降りていった。豪ノ山から初の白星を手にした竜電は2勝目。敗れた豪ノ山は2敗目を喫した。
取組を受け、ABEMAで解説を務めた元前頭の天鎧鵬は「立ち合いから豪ノ山の圧力がすごかったんですけども」と前置きしつつ「(竜電の)左の上手。この上手を取ったのが初めての勝ちにつながったんじゃないかなと思いますね」と勝負の分かれ目を指摘。一方、敗れた相手についても「豪ノ山は圧力がめちゃくちゃありますので、(まわしを)取られたときにすぐに切れたらよかったかなと。豪ノ山には期待していますので」とフォローしていた。
竜電が流血するアクシデントに、視聴者も「割れてる」「パックリだ」「がつんって当たったか?」「これは男の勲章だよ」「痛い痛い」と騒然となっていた。(ABEMA/大相撲チャンネル)