イングランドのFA女子スーパーリーグのリバプールFCウィメンが、クラブに所属するなでしこジャパンの司令塔MF長野風花の…
イングランドのFA女子スーパーリーグのリバプールFCウィメンが、クラブに所属するなでしこジャパンの司令塔MF長野風花の2分28秒にわたる個人ハイライト動画を公開した。
優れた技術と戦術眼を持つ司令塔MFである長野は、1999年3月9日生まれの現在26歳。浦和レッズレディースの下部組織育ちでU-17女子ワールドカップに2大会連続(2014年、2016年)で出場し、2018年のU-20女子ワールドカップでは背番号10を背負って全試合に出場して日本史上初の大会優勝の立役者となった。
なでしこジャパンデビューも果たした後、アメリカNWSLのノースカロライナ・カレッジから2023年1月にリバプールFCウィメンに加入し、すぐにレギュラーの座を獲得した。今季も司令塔として存在感を発揮し、現地11月9日に行われたブライトンWFC戦では攻守に渡ってハイレベルなプレーを披露した。
ブライトンWFC戦における長野のハイライト動画をクラブが公式SNS上に公開した。中盤の位置から巧みなパスワークで試合を支配する長野のプレーシーンが存分に収められており、ゴールにつながったパス、ボールを奪ってからの股抜きドリブル、相手GKが弾いた後にクロスバーを叩いたミドルシュートなど、彼女の豊かな才能をたっぷりと楽しめる2分28秒になっている。
■「サムネdesignもmusicも最高です!」
リバプール女子ウィメンの公式SNSが公開した長野のプレー動画に対して、SNS上には現地ファンから称賛のコメントが寄せられており、日本人からも「芸術だ!! 柔よく剛を制す」「これは保存版だ」「この試合は確かに彼女のベストゲームだった」「最高の動画をありがとうございます♪風花さんのこういうプレーを見たかった 彼女の実力が発揮されてる!」「サムネdesignもmusicも最高です!」などの声が寄せられている。
ただ、今季のリバプールFCウィメンは開幕から絶不調で、このブライトンWFC戦での引き分けが、今季初の勝点獲得ゲーム(1分け6敗)となっている。ここから浮上するためには長野の活躍が不可欠であり、この勝点1からのチームとしての巻き返しが期待される。