11日、ソフトバンクの濱口 遥大投手が現役引退を発表した。三養基時代から好投手として活躍し、神奈川大で才能が開花。荒削り…

11日、ソフトバンクの濱口 遥大投手が現役引退を発表した。三養基時代から好投手として活躍し、神奈川大で才能が開花。荒削りながらも140キロ後半の速球、鋭く落ちるチェンジアップを武器に大学2年生の時に出場した14年の大学選手権で準優勝に輝いた。3度の大学日本代表を経験し、16年のドラフトではDeNAから1位指名を受ける。

 1年目から10勝をマークし、その後も先発投手として活躍し、昨年まで通算44勝を記録。24年の日本シリーズでは、リリーフとして活躍し、日本一に貢献した。同年オフは三森 大貴内野手のトレードでソフトバンクに移籍した。

 今季はプロで初めて一軍登板がなく、戦力外に。通告後は現役続行の意思を示したが、1ヶ月後に現役引退を表明した。

 16年のドラフト1位では寺島成輝投手(履正社)に続いて、2人目の引退選手となった。