車の風速でスカートをめくる──漫画のようなチャレンジに、レジェンド・谷口信輝と若手ドライバーの堤優威、小林利徠斗が挑ん…
車の風速でスカートをめくる──漫画のようなチャレンジに、レジェンド・谷口信輝と若手ドライバーの堤優威、小林利徠斗が挑んだ。なかでも、20歳の小林が見せた才能あふれる“神風アタック”にスタジオが沸いた。
スーパーGT第8戦決勝を振り返った『笑って学べる!超GTぱーてぃ』では、特別企画「神業タイムトライアル」を実施。コース上に設置された4体のマネキンのスカートを、マシンの風速でめくりながら1周するという、前代未聞のタイムトライアルが行われた。めくれなかったマネキン1体につき3秒加算のタイムペナルティが加算されるルールだ。
挑戦者は、スーパーGT参戦24年の名手・谷口信輝(#4 GOODSMILE RACING & TeamUKYO/グッドスマイル 初音ミク AMG)、堤優威(#2 HYPER WATER Racing INGING/GR86 GT)、そして今年20歳になったばかりの小林利徠斗(#7 CARGUY MKS RACING/FERRARI 296 GT3)の3人。
ラストチャレンジャーとして登場した小林は、「タイムで勝てるかっていうよりも、スカートを…ペナルティが大きいんで」と冷静に語り、先に挑んだ2人の走りを見極めた。暫定トップの谷口は1体のマネキンをめくり、47秒20を記録。実況の辻歩アナウンサーも前回の“ドリフトだるま落とし”チャレンジに成功した山形の神童・小林に「常に何か起こしてくれる」と期待を寄せた。
特別仕様のトヨタ86に乗り込み、カメラにガッツポーズを見せる小林。やや緊張した面持ちでスタートを切ると、持ち前のスピードを生かしつつ、コースもギリギリを攻める。しかし、前半3体のスカートは惜しくもめくれず。だが、ラストの4体目でついに成功。辻アナの「めくれた!」という叫びが響く中、そのままトップスピードでフィニッシュ。勢い余って、フィニッシュ後のブッシュに突っ込みかけるほどの“神風アタック”を見せつけた。
あまりの勢いづいたフィニッシュにはファンからも「あぶねぇw」「最後ww」「事故ってたな」とツッコミの声が相次いだ。
結果は3体分のペナルティ(9秒)を加算して46秒55。谷口の記録をわずかに上回り、見事1位を獲得した。谷口も「持ってますね…スカートめくりの技術」と納得の表情。一方、堤優威は、「どうやってめくってるのか教えてほしい。小林利徠斗選手にスケベ度合いで負けてるのは悔しいですね」と笑いを誘った。(ABEMA『笑って学べる!超GTぱーてぃ』/(C)GTアソシエイション)