<大相撲十一月場所>◇二日目◇10日◇福岡・福岡国際センター【映像】全身バキバキ“細マッチョ”力士 体重90キロ台の“バ…
<大相撲十一月場所>◇二日目◇10日◇福岡・福岡国際センター
体重90キロ台の“バキバキ”細マッチョ力士が、2倍以上も重い体重200キロ超の巨漢力士に劇的な逆転勝利を遂げた。館内は大盛り上がりとなり、「良い相撲だった」「すごい筋肉」「これはアツい」など、驚きと興奮の声が相次いだ。
幕下五十一枚目・欧山田(鳴戸)と幕下五十一枚目・安芸乃山(高田川)の一番。秋田県秋田市出身の26歳・欧山田はレスリング元アジア王者の経歴を持ち、身長180.8センチ、体重94.6キロと筋骨隆々な“細マッチョ”体型の力士だ。対する安芸乃山は広島県東広島市出身、32歳のベテランで、身長177.1センチ、体重208.6キロの現役力士の中でも屈指の重量級。両者の体重差は実に114キロにもおよぶ体格差対決となった。
立ち合い低い姿勢で素早く左に回り込んだ欧山田。安芸乃山に突き放されるも果敢に食らいついていき、突き押しの応酬から左を差して下手を奪取。組み合って力比べが続くと客席から大きな拍手が沸き起こった。やや苦しい体勢の欧山田は圧力に押されてしまうが、土俵際、足技を仕掛けてから最後は逆転の突き落としに出た。
軍配は安芸乃山に上がったものの、際どい決着に物言いがつく展開に。協議の結果、安芸乃山の膝が先についていることが確認され、軍配差し違えで欧山田の勝ちとなった。突き落としで勝利した欧山田は1勝目。敗れた安芸乃山は1敗目を喫した。
筋骨隆々な“バキバキ”力士が体重2倍超の差を制した白熱の一番に、ファンからは「盛り上がりすご」「無差別が過ぎる」「良い相撲だった」「細マッチョ」「これはアツい」「いい取り組みだった!」と興奮の声が続々と寄せられた。(ABEMA/大相撲チャンネル)