第104回全国高校サッカー選手権佐賀大会の決勝が8日、鳥栖市の駅前不動産スタジアムであり、佐賀東が龍谷に2―0で勝ち、…
第104回全国高校サッカー選手権佐賀大会の決勝が8日、鳥栖市の駅前不動産スタジアムであり、佐賀東が龍谷に2―0で勝ち、3年連続15度目の優勝。12月28日から東京都などで開かれる全国選手権に出場する。
佐賀東は後半7分、MF三原拓実選手(3年)がCKのこぼれ球を左足で振り抜き先制、31分にはPKから2点目を挙げた。三原選手は昨年の決勝でも勝ち越し点を挙げており、「0―0で折り返した中、自分が試合を決められとにかくうれしい」と勝負強さをみせた。
2004年度に初優勝した佐賀東は06年度まで3連覇したが、それ以降、2連覇した後に優勝を逃すパターンが4回あった。MF中村友主将(3年)は「ずっと『負け年』と言われてすごいプレッシャーだったが、勝てて良かった」。全国選手権での最高成績は前々回の8強で、「新チームが始まり全国ベスト4を考えてきた。達成するため頑張る」と話した。(森田博志)