第78回全国高校バスケットボール選手権大会(ソフトバンクウインターカップ2025=朝日新聞社など特別協力)の島根県予選…
第78回全国高校バスケットボール選手権大会(ソフトバンクウインターカップ2025=朝日新聞社など特別協力)の島根県予選決勝が9日、松江市鹿島町の鹿島総合体育館であった。女子は立正大淞南が70―58で出雲商を破り、初優勝した。男子は松江東が100―67で松江西を下し、2年連続12回目の優勝を果たした。男女とも12月23日から東京都で開かれる全国大会に出場する。
女子は初優勝をかけたチーム同士の対戦。立正大淞南は序盤からリードを奪い、中盤に追い上げられたが、振り切った。
村上莉子(りこ)主将(2年)は「今年にかけていたので、めっちゃうれしい」と笑顔。「途中苦しい展開になったが、気持ちを切らさずにいけた。みんな積極的にゴールに向いていけたのが良かった」と決勝を振り返り、全国大会は「一つずつ勝ち上がっていきたい」。
男子は前回と同じ顔合わせ。松江東は中盤以降も攻撃の手を緩めず、リードを広げていった。
橘謙竜(けんりょう)主将(3年)は「入りからディフェンスをがんばり、(攻めを)速い展開に持ち込めた」と良かった点を分析。優勝については「素直にうれしいが、(近年は勝てていない)全国大会で1勝という目標がある。スタートラインに立ったところ」と話し、気持ちを引き締めていた。(石川和彦)