<大相撲十一月場所>◇二日目◇10日◇福岡・福岡国際センター【映像】年上力士が「すみません」迫力の“待った” 24歳の若…
<大相撲十一月場所>◇二日目◇10日◇福岡・福岡国際センター
24歳の若手行司が「まだー!まだまだ!まだ!」と身を挺して渾身の“待った”で年上力士を制止する手に汗握る場面があった。あまりの迫力にファンからは「これは激おこ」「よく止めた」と注目の声が相次いだ。
序二段八枚目・新屋敷(大嶽)と序二段八枚目・龍成山(出羽海)の一番での一コマ。1度目の立ち合いでは、新屋敷がやや先に出て龍成山が立ち遅れてしまい、タイミングは合わなかったものの、その後も勢い止まらず突き押しの攻防へ。これに行司の木村勝之介は「まだー!まだまだ!」と大声で左手を出しながら渾身の“待った”で制止した。33歳の龍成山は仕切り線に戻ると「すみません」と言って頭を下げた。
2度目の立ち合いは成立。低い姿勢で両者が当たると、新屋敷が前に出続け、下がる龍成山を押し出して勝利した。新屋敷は1勝目を挙げ、龍成山は1敗目を喫した。
迫真の振る舞いで視聴者を沸かせた勝之介は平成13年(2001年)生まれの24歳、大島部屋所属の若手行司だ。富山県高岡市出身で、キレのある裁きが話題になり、巡業の質問コーナーではマイクを持って走り回ることも。ファンの間では「かっちゃん」の愛称で親しまれている。
33歳の龍成山、27歳の新屋敷と、いずれも年上の力士を果敢に制止した勝之介の姿に、ABEMAの視聴者からは「これは激おこ」「迫真」「よく止めた」と注目する声が続々と寄せられた。(ABEMA/大相撲チャンネル)