【明治安田J1リーグ】柏レイソル 1-0 名古屋グランパス(11月8日/三協フロンテア柏スタジアム)【映像】詰め寄って挑…

【映像】詰め寄って挑発→怒りの突き飛ばし

【明治安田J1リーグ】柏レイソル 1-0 名古屋グランパス(11月8日/三協フロンテア柏スタジアム)

【映像】詰め寄って挑発→怒りの突き飛ばし

 挑発に乗って相手を突き飛ばしてしまった選手にイエローカードが出されたが、挑発した側にはお咎めなし。ファンの間に物議を醸した。

 J1リーグ第36節で柏レイソルと名古屋グランパスが対戦。優勝争いに大きな影響を与える注目試合で起きた“小競り合い”での一幕が話題を集めた。

 スコアレスで迎えた45分、ピッチ中央で柏MF小泉佳穂のドリブルを名古屋DF佐藤瑶大がホールディングで止めると、主審がファウル判定の笛を吹いた。

 直後に柏はリスタートからのプレー再開を狙ったが、主審はやり直しを指示した。この一連の流れにフラストレーションを溜めた小泉は、近くにいた佐藤に突っかかった。

【映像】詰め寄って挑発→怒りの突き飛ばし

 すると、挑発に乗った佐藤が詰め寄る小泉の胸を突き飛ばし、小泉は大きく転倒。主審はすかさず笛を吹いて名古屋DFにイエローカードを提示している。

 解説を務めた水沼貴史氏は「突っ込みに行ったのは小泉ですね」と指摘。実況の桑原学氏が「うまく出させたという感じに、結果としてなりました」と説明すると、水沼氏も「そんな感じにみえますね」と同意した。

 このシーンはSNSでも話題を集め、ファンの間では「小泉にもイエロー出して欲しかった」「主審に文句言ってるんだから小泉にもカード出て然るべきでは?」と不満の声があがった。一方で「とりあえず挑発に乗った佐藤が悪い」「小泉の挑発に乗って手を出してしまったな」「小泉カード出させるの上手いな」と佐藤の対応を咎める意見もあった。

 逆転での優勝を狙う柏は後半開始直後のオウンゴールで先制すると、1ー0のリードを保って勝利を収めた。1週間前の2025YBCルヴァンカップ決勝の敗戦から見事に立ち直り、リーグ戦の連勝を4に伸ばすことに成功。首位鹿島アントラーズを勝ち点1差で猛追している。
(ABEMA de DAZN/明治安田J1リーグ)