【明治安田J1リーグ】鹿島アントラーズ 2-1 横浜FC(11月8日/メルカリスタジアム)               …

【映像】神業ラインブレイク&魂のラストパス

【明治安田J1リーグ】鹿島アントラーズ 2-1 横浜FC(11月8日/メルカリスタジアム)               

【映像】神業ラインブレイク&魂のラストパス

 優勝に向けて負けられない一戦で、鹿島アントラーズのFW田川亨介が絶妙な動き出しを披露。そこから見せた魂のアシストにファンたちが感激している。

 9年ぶりのJ1優勝を目指す首位の鹿島は11月8日、明治安田J1リーグ第36節で横浜FCと対戦。田川は4ー4ー2のフォーメーションでFWレオ・セアラと2トップを形成した。

 するとゴールレスで迎えた62分に大仕事をやってのける。右サイドでボールを受けたMF松村優太がジリジリとボールを運ぶ間に、田川はするすると右に抜ける動きを見せた。そこへパスが通されると、反転と同時に左足でボールを触り、ワンタッチでDFンドカ・ボニフェイスの逆をついた。

 そのままゴール方向へと進み、必死に喰らいつくボニフェイスに引っ張られてバランスを崩すも、倒れ込みながら左足のアウトサイドでラストパス。これに反応したエースのレオ・セアラが蹴り込み、鹿島が先制に成功した。

【映像】神業ラインブレイク&魂のラストパス

 このシーンについて解説の名良橋晃氏は「横浜FCはこの時間に5-4で構えていましたが、ライン間で受けられた。田川選手が入れ替わってゴール前に入り、折り返しをエースが決めました」と田川の動きが横浜FCにダメージを与えたとの見方を示した。

 ABEMAのコメント欄やSNSでは「突破えぐいって」「田川ナイスかわし!パス!!」「仕事しかせん田川」「そうや田川!ラインブレイクが仕事や!!」「素晴らしいね田川」「田川マジないす」「田川よく剥がしたし、レオセアラよくあそこ抜いたな」「田川がやろうとしてた難しい事上手くいった!!!」「田川村長のアシスト、地味に難易度高いんだな。スピードもテクニックも両方必要、田川亨介だからできたプレーなわけで」と田川を称える声が多く見られた。

 田川は78分にFWチャヴリッチと交代するまでプレー。チームは65分にMF知念慶のゴールで追加点を上げると、67分に失点するも逃げ切り勝ち。勝ち点70に乗せた。なお、2位の柏レイソルも勝利したため、勝ち点1差のままとなっている。
(ABEMA de DAZN/明治安田J1リーグ)