FAとなった今永の去就が注目される(C)Getty Images 今永昇太がカブスから今オフFAとなった。来季以降のオプ…

FAとなった今永の去就が注目される(C)Getty Images
今永昇太がカブスから今オフFAとなった。来季以降のオプションについて双方で行使されなかったが、カブス側は現地時間11月6日に今季の規定額である1年2202万5000ドル(約33億9000万円)のクオリファイング・オファー(QO)を提示している。
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そんな今永の去就を巡って、米メディア『ClutchPoints』は「ショウタ・イマナガの市場はすでに過熱している。初期の予測では、彼は3年5400万ドル(約81億円)の契約が予想されており、これは、今オフのトップクラスのフリーエージェント投手と比較すると、格安だ」と紹介した。
同メディアは「この才能ある左腕を積極的に追い求め、カブスが提供できるものよりもはるかに有利な状況を作り出す可能性のある3つの球団を紹介する」とした。
その一つとして挙げられるのが、ドジャースだ。「ドジャースは、ショウヘイ・オオタニ、ヨシノブ・ヤマモト、そしてロウキ・ササキがすでに活躍しているように、MLBにおける日本人選手の最高の受け入れ先としての地位を確立している」と伝えた。
さらに、今永を先発ローテに加えることで「間違いなく野球界で最も支配的な先発5人組を生み出すだろう」とし、山本由伸、大谷翔平、タイラー・グラスノー、ブレーク・スネルに続き強力な5枚目が完成すると見ている。
ドジャース以外の他の2球団については、ジャイアンツとレッドソックスの名を挙げている。
ドジャースの同地区ライバルであるジャイアンツについては、投手陣の駒不足という切実な状況に陥ったとし、「ローガン・ウェブとロビー・レイが先発陣の要として活躍しているが、この2人のみという深刻な層の薄さの問題がある」と指摘した。
ジャイアンツは長いイニングを投げられる投手を必要としており「イマナガはそれを合理的なコストでコンスタントに提供できることを証明している」と記した。
レッドソックスについては「再び期待外れのポストシーズンを終え、先発陣の強化が必要だと痛感した」とし、今永を獲得できれば「すぐにローテの2番手か3番手に収まり、安定性をもたらすことができるだろう」と予想している。
ここで挙げられた3球団以外にも関心を寄せる球団は多く現れそうだ。今永を巡る今後の動きに注目だ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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