◇日米女子ツアー共催◇TOTOジャパンクラシック◇瀬田GC 北コース (滋賀)◇6616yd(パー72)優勝1回を含み…
◇日米女子ツアー共催◇TOTOジャパンクラシック◇瀬田GC 北コース (滋賀)◇6616yd(パー72)
優勝1回を含みトップ10が8回、年間ポイントランキング4位と充実した米女子ツアー参戦1年目を送ってきた竹田麗央がシーズンのラストスパートに入る。1年前にアメリカの切符をつかんだ大会で最新クラブセッティングをのぞいてみた。
ドライバーは長らくスリクソン「ZX7Mk II」を使ってきたが、8月「ザ・スタンダード ポートランドクラシック」から、同「ZXi TR」にスイッチした。「顔が気に入りました。ちょっと小ぶりなのが好き。『7』と雰囲気が似ていて、(持ち球の)フェードが打ちやすい。何度かテストを重ねて、いろいろと調整してもらって良くなりました」と竹田が変更理由を話す。「トラックマンのデータは『7』とだいたい同じでしたが、『TR』の方が球が強い感じがして曲がり幅も少ない」と実戦向きだったという。ロフト角は8度、シャフトは「ツアーAD UB」の5Xを挿すなどハードスペックだ。
その下の3番ウッドは思案中。練習日にはスリクソンの新作「ZXi フェアウェイウッド」とピン「G440 MAX」を打ち比べていた。米ツアーでも飛ばし屋の部類に入るだけに、パー5で2オンを狙うクラブ選びに熱心だ。初日のバッグには結局前者が入っていた。
アイアンはスリクソン「ZXi5」(5番)と「ZXi7」(6番~PW)のコンボセットを継続。ウェッジもクリーブランド「RTZ」の3本体制のまま。ロブウェッジ(58度)に関しては、アメリカの薄い芝でも対応できるようにとローバウンスとミッドバウンスを2本持ち、コースによっていずれかを選ぶ。今週はミッドバウンスが入っていた。
パターは今季、Ai-ONEミルドパターのツノ型が定着。ボールは柔らかいモデル「Z-STAR」のヘビーユーザーだ。
<竹田麗央の14本>
ドライバー:ダンロップ スリクソン ZXi TR(8度)
シャフト:グラファイトデザイン ツアーAD UB(重さ50g台、硬さX)
フェアウェイウッド:スリクソン ZXiフェアウェイウッド(3番15度)
シャフト:グラファイトデザイン ツアーAD UB(60g台、硬さS)
ユーティリティ:スリクソン ZX Mk IIハイブリッド(3番19度、4番22度)
シャフト:ツアーAD DIハイブリッド(重さ75g、硬さS)
アイアン:スリクソン ZXi5アイアン(5番)、スリクソン ZXi7アイアン(6番~PW)
シャフト:NSプロ モーダス3 ツアー120(硬さS)
ウェッジ:クリーブランド RTZ ウェッジ(50、54、58度)
シャフト:NSプロ モーダス3 ツアー120(硬さS)
パター:オデッセイ Ai-ONE MILLED SILVER SEVEN DB パター