【FIFA U-17ワールドカップ カタール2025】U-17ポルトガル代表 1-2 U-17日本代表(日本時間11月9…

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【FIFA U-17ワールドカップ カタール2025】U-17ポルトガル代表 1-2 U-17日本代表(日本時間11月9日/アスパイア・ゾーン-ピッチ5)

【映像】神業キックフェイント→完璧シュート

 U-17日本代表の和田武士(浦和ユース)が、鮮やかなキックフェイントから圧巻の先制点を奪った。欧州最高GKも唖然とする一撃に、ファンたちが歓喜している。

 U-17日本代表は11月9日、U-17ワールドカップのグループB第3戦で欧州王者であるU-17ポルトガル代表と対戦。3ー4ー2ー1のシステムでダブルボランチの一角に入った16歳の和田は、ゴールレスで迎えた35分に先制点を挙げる。

 ポルトガルがGKロマーリオ・クーニャを使ったビルドアップを開始したが、日本は前からプレスではめに行く。最前線の浅田大翔(横浜FM)がコースを限定したことで、苦し紛れに出した縦パスを長南開史(柏)がカットして、ダイレクトで和田に繋いだ。

 降りてきた浅田とのワンツーでボックスに侵入した和田は、大きなキックフェイントでDFリカルド・ネトを振り切ると、最後は左足を振り抜くと、ゴール右にボールを突き刺した。このシュートには、U-17欧州選手権で最優秀GKに選ばれたクーニャもなす術なし。呆然と立ち尽くした。

 圧巻の先制点に、解説を務めた名良橋晃氏(元日本代表DF)は「いい守備からいい攻撃!完璧!」と大興奮。続けて「全体で押し上げていい守備から和田手も落ち着いていた。しっかり相手を見てかわして、見事!」と大絶賛した。

「絶対に優勝して帰ります」と力強い宣言

セレブレーションをする和田

 また、SNSのファンたちも「完璧な崩しだったな〜」「単純に脱帽。すごい。16歳?あそこでフェイントして左に流れながら逆サイドに蹴り込めるのかよ」「和田武士はレッズの未来、絶対にいい選手になる」「流れるような美しいショートカウンター」「見たあのキックフェイント?すげー落ち着き」「和田くん素晴らしい!決め切る力!」「欧州王者からのゴラッソ!和田の素晴らしい左足!」と盛り上がりを見せた。

 その後、日本は45分に瀬口大翔(神戸U18)のゴールで2点目を奪うも、72分に長南がレッドカードで退場に。80分には1点を失ったがなんとか逃げ切って、グループ首位通過を果たした。

 試合後のフラッシュインタビューで和田は、「ポルトガルが強いとわかっていたが、日本の良さを出せばチャンスが来ると思っていた。そこをうまく突けたのでこの勝利があると思います」とコメント。さらに決勝トーナメントに向けても、「まだ何も成し遂げていない。次の試合に向けていい準備をして絶対勝ちたい。絶対に優勝して帰るので最後まで応援よろしくお願いします」と力強く語った。決勝トーナメント1回戦は11月14-15日に開催されるが、対戦相手はまだ決まっていない。

(ABEMA de J SPORTS/FIFA U-17ワールドカップ カタール2025)