(有)サンデーレーシングがレガレイラ(牝4、美浦・木村哲也厩舎)でエリザベス女王杯(3歳上牝・GI・芝2200m)の…

 (有)サンデーレーシングがレガレイラ(牝4、美浦・木村哲也厩舎)でエリザベス女王杯(3歳上牝・GI・芝2200m)の4連覇を狙う。

 サンデーレーシングは日本を代表するクラブ法人だ。これまでにオルフェーヴルやブエナビスタ、ジェンティルドンナやグランアレグリアなど、数え切れないほどの名馬を送り出してきた。24年の高松宮記念をマッドクールが制し、馬主として史上初のJRA・GI完全制覇を成し遂げたのは記憶に新しいところだ。

 エリザベス女王杯にはレガレイラが参戦する。23年のホープフルSでGI初制覇。24年は皐月賞で6着、日本ダービーで5着と人気を裏切ったが、有馬記念で年長馬を倒してGI・2勝目を手にした。今年も始動戦の宝塚記念こそ11着に大敗したものの、秋初戦となった前走のオールカマーを快勝。現役トップクラスの実力馬であることは間違いなく、牝馬同士のGIなら負けられない一戦となる。

 サンデーレーシングは22年のジェラルディーナ、23年のブレイディヴェーグ、24年のスタニングローズと、エリザベス女王杯を3連覇中だ。レガレイラが勝てば、自身の10〜13年のジャパンC以来で史上2度目、そして史上最多タイとなる同一馬主・同一JRA平地GI・4連覇となる。現役指折りの名牝が3つ目のビッグタイトルをつかみ取り、「黒、赤十字襷、袖黄縦縞」の勝負服が偉業達成となることを期待したい。