<大相撲十一月場所>◇初日◇9日◇福岡・福岡国際センター【映像】大の里も目を細めた驚きの懸賞の束 横綱・大の里(二所ノ関…
<大相撲十一月場所>◇初日◇9日◇福岡・福岡国際センター
横綱・大の里(二所ノ関)が小結・高安(田子ノ浦)を寄り切りで下し、順調に白星スタート。隙を見せない圧巻の強い横綱相撲に館内は大きく沸いたが、その一方で受け取った大の里が思わず目を細めた行司から受け取った分厚すぎる懸賞金にネットが騒然。「俺の一年分の給料が一日で」「懸賞金すごい」など驚きの声が相次いだ。
今年一年を締めくくる九州場所の懸賞の15日間の申し込み総本数は2177本と発表された。千秋楽までに実際に懸けられる本数は、九州場所最多となった昨年の1667本を上回る見通しと言われている。力士指定本数は大の里が164本でトップ。チケットも15日間すべてが完売し、盛り上がりを見せる大相撲。懸賞事情もそれに歩幅を合わせるようにして、上向き傾向にある。
そんな中、結びの一番で大の里と高安の取組が行われると、大の里が盤石の相撲を見せ、寄り切りで下した。4年ぶりの年間4場所制覇を成し遂げるために、順調なスタートを切った。
一方でABEMAファンの注目を集めたのは、大の里が行司の木村庄之助から受け取った分厚過ぎる懸賞金だ。大量の束に視線を落とし、ガッチリと両手で挟み込むように受け取った瞬間にコメント欄には「俺の一年分の給料が一日で」「懸賞金すごい」「量がえぐい」などの驚きの声が寄せられていた。
気になる懸賞金事情だが、今年の夏場所から、取組後の力士が現金で受け取る懸賞袋の中身が、従来の3万円から1万円に変更された。持ち歩く際のセキュリティー面を考慮したことが、大きな変更理由で、懸賞の手取り1本6万円は変わっていない。以前は給与とは別の口座に、現金支給の3万円を差し引いた、1本3万円が振り込まれていたが、現在は1本あたり5万円が振り込まれているということだ。(ABEMA/大相撲チャンネル)