2025年シーズンWRC第13戦ラリージャパンは、11月9日(日)に最終日の6SSを実施。トヨタGRヤリス・ラリー2で参…

2025年シーズンWRC第13戦ラリージャパンは、11月9日(日)に最終日の6SSを実施。トヨタGRヤリス・ラリー2で参戦したオリバー・ソルベルグは、ラリー2やR5による「RC2」クラスで圧倒的なスピードを披露し、総合7位、RC2クラストップで走り切っている。

父のペター・ソルベルグは、2004年ラリージャパンのウイナーであり、オリバーもスバル時代のペターとともに幼少期に幾度となく日本を訪れている。しかし、ドライバーとなってからは参戦のチャンスに恵まれず、日本のラリーを走るのも今回が初めて。2023年はレッキで来日しており、待望のラリージャパン初参戦となった。

オリバーはすでにWRC2タイトルを決めているため、今回はWRC2ではなく「RC2」クラスにエントリー。ラリー序盤こそハードタイヤのフィーリングに苦しんでいたが、競技2日目の午後以降は、WRC2を制したアレハンドロ・カション(トヨタGRヤリス・ラリー2)を常に上まわるスピードを披露。その高いポテンシャルを存分にアピールしたかたちだ。





「ウエットコンディションになった最終日は、かなりトリッキーだったね。日本のファンから応援を受けて走ったこのラリーウイークは、信じられないほど素晴らしい経験になった。そして、『ソルベルグ』の名前を新しいラリージャパンに刻めたこともうれしいよ。あらためて、WRC2のタイトル獲得をサポートしてくれたトヨタに感謝したい。素晴らしいクルマを用意してくれて、ありがとう。どのラリーも自信を持って走ることができたし、とても楽しかった。WRCでも勝つことができて、最高の1年になったよ」