9日、京都競馬場で行われた第15回みやこステークス(3歳上・GIII・ダ1800m)は、差のない2番手追走から先頭に…

 9日、京都競馬場で行われた第15回みやこステークス(3歳上・GIII・ダ1800m)は、差のない2番手追走から先頭に立って押し切った坂井瑠星騎手騎乗の2番人気ダブルハートボンド(牝4、栗東・大久保龍志厩舎)が、先団の後ろから差を詰めてきた7番人気サイモンザナドゥ(牡5、栗東・小林真也厩舎)にクビ差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分47秒5(不良)。

 さらに3馬身差の3着に3番人気ロードクロンヌ(牡4、栗東・四位洋文厩舎)が入った。なお、1番人気アウトレンジ(牡5、栗東・大久保龍志厩舎)は7着に終わった。

 勝ったダブルハートボンドは、父キズナ、母パーシステントリー、その父Smoke Glackenという血統。デビューから無傷の5連勝で挑んだ前走のブリーダーズゴールドCでは2着に敗れたが、無敗の1800m戦で巻き返し重賞初制覇を果たした。勝ちタイム1分47秒5(不良)は、19年7月14日にスマハマが中京でマークした1分47秒6(重)を0秒1更新するJRAレコード。

【勝ち馬プロフィール】
◆ダブルハートボンド(牝4)
騎手:坂井瑠星
厩舎:栗東・大久保龍志
父:キズナ
母:パーシステントリー
母の父:Smoke Glacken
馬主:シルクレーシング
生産者:ノーザンファーム

【全着順】
1着 ダブルハートボンド 2人気
2着 サイモンザナドゥ 7人気
3着 ロードクロンヌ 3人気
4着 ラムジェット 5人気
5着 ドゥラエレーデ 8人気
6着 ブライアンセンス 9人気
7着 アウトレンジ 1人気
8着 デルマソトガケ 14人気
9着 シゲルショウグン 6人気
10着 ペリエール 4人気
11着 レヴォントゥレット 10人気
12着 ノースブリッジ 12人気
13着 レイナデアルシーラ 11人気
14着 エアロロノア 15人気
中止 サンデーファンデー 13人気