<令和7年度 秋季東京都高等学校野球大会:帝京8―4関東第一>◇9日◇決勝戦◇明治神宮球場 9日、関東第一vs帝京の都大…
<令和7年度 秋季東京都高等学校野球大会:帝京8―4関東第一>◇9日◇決勝戦◇明治神宮球場
9日、関東第一vs帝京の都大会決勝戦は帝京が8対4で勝利し、16年ぶり10度目の優勝を決めた。来春の選抜へ大きく前進した。出場すれば、10年以来、16年ぶりとなる。
序盤押していたのは、関東第一。3回まで5安打を打ち、3イニング連続で得点圏に走者を送りながらも無得点に終わる。
そして帝京も2イニング連続で出塁していたが、3回裏、1番唐津 大和内野手の安打で初めて無死から走者が出塁。そこから打線がつながり、一死満塁のチャンスで押し出し四球で1点先制。ここで関東第一は先発の小林 悠太投手が降板し、2番手にエース・石井翔投手が登板する。
帝京は攻撃の手を緩めず、6番木村 成良内野手の三塁内野安打で追加点。そして二死満塁から8番鈴木 優吾捕手が高めに浮いたボールを逃さず中前適時打で3点目、なおも満塁のチャンスから恐怖の9番蔦原 悠太外野手が左中間を破る走者一掃の適時二塁打で6対0と大差を広げた。さらに2番島田 裕馬内野手の適時打と敵失で一気に8点を入れ、試合の主導権を握った。
関東第一は4回表、石井翔投手、5回表、4番井口 瑛太内野手の適時打、7回表、柴﨑 壮佑捕手の適時打で1点ずつ返すが、なかなか複数得点を挙げることができない。
帝京は準決勝に続いて先発した安藤 丈二投手が16安打を打たれながらも、4失点に抑えて、優勝を決めた。帝京は10年以降、秋季大会はこれまで二度の準優勝があり、足踏みがあったが、ついに秋の東京都の頂点に立った。
帝京は11月14日開幕の第56回明治神宮大会の出場が決定。いきなり開幕戦で山梨学院と対戦する。