第78回全国高校バスケットボール選手権大会(ウインターカップ=日本バスケットボール協会主催、朝日新聞社など特別協力)の…

 第78回全国高校バスケットボール選手権大会(ウインターカップ=日本バスケットボール協会主催、朝日新聞社など特別協力)の千葉県予選で、男女の決勝が8日、船橋市のららアリーナ東京ベイであった。女子は昭和学院が千葉経大付を64―61で、男子は八千代が拓大紅陵を78―76で破って優勝した。両校と、全国出場枠が2枠ある女子の部で準優勝の千葉経大付が来月23日に東京で開幕する全国大会に出場する。

 昭和学院は第2クオーター(Q)までリードを許すも、後半に猛攻。藤松柚乃選手がスリーポイントを決めるなどして僅差を守り切った。岡本紗奈主将は「1位でウインターカップに行けて嬉しい。みんなで優勝することが目標なので、一つずつ勝って優勝に近づきたい」と話した。

 八千代は第1Qでは流れに乗れなかったが、第2Qには28得点を決め逆転。終盤に詰め寄られる場面もあったが、リバウンド処理などが光り、21年ぶりの優勝を決めた。安形舶主将は全国大会に向け「千葉代表の名に恥じぬよう戦いたい」と意気込んだ。(武田百花)