ラリージャパン最終日、SS15でダメージを負ったアドリアン・フルモー(ヒョンデ)は、ステージフィニッシュ後にリタイア。こ…
ラリージャパン最終日、SS15でダメージを負ったアドリアン・フルモー(ヒョンデ)は、ステージフィニッシュ後にリタイア。これでサミ・パヤリが総合3番手に順位を上げている。SS16『Lake Mikawako 1』では、セバスチャン・オジエがエルフィン・エバンスに1.0秒、勝田貴元に1.7秒差をつけるベストタイム。ふたりの差は6.7秒に広がった。総合4番手を走行するオィット・タナックは、段差を走行中に右フロントタイヤをパンクしている。
セバスチャン・オジエ「クリーンな走行だったね。コンディションは、前のステージよりも今回の方が良かった。最初のステージではスタート直後に豪雨に見舞われて、そこで大きく遅れを取った。パラグアイの時のように、この天候や自然の猛威に打ちのめされませんように……(笑)。今日は勝利だけじゃない、スーパーサンデーも制する必要がある」
エルフィン・エバンス「グリップレベルがすごく高かったから、より高い速度をキープできた。ただ、限界を見つけるのはかなり難しい。もっと大胆に攻められたと思う」
サミ・パヤリ「表彰台のことはあまり考えない。まだ難しいステージが残っているし、最後の数メートルまで何が起こるかわからない。安定したペースを保つことだけを考えているよ」
オィット・タナック「タイヤに関して、あまりにも楽観的すぎたみたいだ。ギャップがあることは分かっていた。小さなギャップで、レッキの時は問題なかったんだ。でも、ラリータイヤではそうではなかった」
グレゴワール・ミュンステール「すごく難しかった。ウエットタイヤじゃなかったら、そのままゴミ箱行きだよ(笑)。水たまりとポーカーをしているようなもので、ある瞬間はグリップがあるのに、次の瞬間には消えているんだ。どれだけリスクを取るかが問題だ」
カッレ・ロバンペラ「まあまあかな。他のドライバーたちはこのステージを走ったことがあるけど、昨年出ていない僕は初めてだった。ペースノートが完璧じゃないから、かなり難しかったよ。タカと比べるとタイムがかなり悪いね。ここから学んでいこう」
勝田貴元「問題はありません。悪くない走りができました。いくつか予想外の瞬間もありましたが、このステージはグリップがかなり安定しています。最初のステージに比べて少し楽に感じました。ただ、コースに留まるよう心がけた感じです」