国際自転車レース「ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム」が9日、さいたま新都心駅周辺で開催される。11回目となる今…

 国際自転車レース「ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム」が9日、さいたま新都心駅周辺で開催される。11回目となる今大会は、海外のトップ選手や地元の埼玉県出身選手、ジュニア選手など総勢60人が出場。タイムトライアルやメインレースで健脚を競う。

 会場となるさいたまスーパーアリーナでは8日、ファン感謝祭が開かれた。海外の有名選手とふれあえる機会で、ファンはサインをもらったり、記念写真を撮影したりして交流を楽しんだ。

 チームプレゼンテーションでは、埼玉県美里町出身の金子宗平選手が登壇。4回目の出場となる今大会は「メインレースでは目立ちたい」。パラサイクリングで初出場する埼玉県久喜市出身の亀田琉斗選手は「地元の大会に出場できるのは誇らしい」と抱負を語った。

 11大会連続出場となるベテランの新城幸也選手は「クリテリウムを見て自転車を始めましたという子どもが出てくるのはつながっているんだなと思うし、ありがたい」と語った。多くの選手が出場するメインレースは9日午後2時55分に開始予定。(日浦統)