11月9日(日)は東京・京都・福島の3場開催となっている。■アルゼンチン共和国杯でホーエリートが重賞制覇を狙う  東…

 11月9日(日)は東京・京都・福島の3場開催となっている。

■アルゼンチン共和国杯でホーエリートが重賞制覇を狙う
 東京11Rは芝2500mのアルゼンチン共和国杯(GII)。ホーエリートは前走オールカマーで5着と掲示板を確保。2走前の目黒記念では同舞台で2着に好走しており、距離適性は高い。目黒記念当時よりもハンデが0.5kg増えたが、ここも上位争いが期待される。対するは前走の札幌日経賞を完勝したスティンガーグラス、昨年の日経賞、目黒記念を連勝したシュトルーヴェなど。

■みやこSはアウトレンジの始動戦に注目
 京都11Rはダート1800mのみやこS(GIII)。アウトレンジは2走前の平安Sを制し、前走の帝王賞でも2着と充実一途。7月以来の出走となるが、京都ダートでの実績もあり、ここでも中心的存在となる。対するは6戦5勝のダブルハートボンド、連勝でエルムSを制したペリエールなど。

■みちのくSでレイピアが巻き返しを図る
 福島11Rは芝1200mのみちのくS(OP)。レイピアは前走キーンランドCこそ11着に敗れたが、2走前の会津Sを勝利していて福島芝1200mの適性は高い。OP特別のここで巻き返しを狙う。対するは2歳時に京王杯2歳Sを制した実績を持ち、2走前の同条件で3着したコラソンビート、3走前のカーバンクルSで2着のバースクライなど。

■イクイノックスMでウィクトルウェルスが4連勝に挑む
 東京10Rは芝2000mのイクイノックスM(3勝)。ウィクトルウェルスは新馬戦こそ2着だったものの、その後は未勝利、ゆりかもめ賞、香港ジョッキーCTと3連勝中。いずれも東京コースで、特にゆりかもめ賞では後に青葉賞で2着するファイアンクランツを負かしている。約5カ月の休養明けとなるが、得意の舞台で4連勝とOP入りを目指す。対するは東京コースで巻き返しを狙うエセルフリーダ、同コースで連勝を狙うエランなど。

■オキザリス賞で前走大差勝ちのサトノボヤージュが連勝を狙う
 東京9Rはダート1400mのオキザリス賞(1勝)。サトノボヤージュは2走前の芝の新馬戦で2着の後、前走ダートに替わった未勝利戦で後続に2秒差をつける圧勝。ダート適性が高く、連勝が期待される。対するは新馬戦2着から未勝利戦を勝ち上がったドンエレクトス、新馬戦を快勝してきたアスクケンタッキーなど。

■東京2Rでサンラザールが初勝利を目指す
 東京2Rはダート1600mの2歳未勝利。サンラザールは前走の新馬戦(ダート1800m)で2着と好走。デビュー戦で高いダート適性を示しており、今回は距離を1600mに短縮するが、初勝利の期待は高い。対するは同じく新馬戦2着のフィンガー、ジャパンCなどを制した名牝ショウナンパンドラを母に持つショウナンサイオウなど。

■貴船Sでルディックが惜敗続きに終止符を打つか
 京都10Rはダート1200mの貴船S(3勝)。ルディックは現在3戦連続で2着と、現級で安定した走りを見せている。惜敗続きにピリオドを打ちたいところ。対するは連勝の勢いに乗るヤマニンシュラ、前走が好内容の2着だったショウナンアビアスなど。

■木津川特別でフェアリーライクがクラス突破を狙う
 京都9Rは芝1600mの木津川特別(2勝)。フェアリーライクは2走前にローズSへ挑戦したが11着。しかし、前走は自己条件に戻り、同舞台の2勝クラスで2着と好走した。引き続きマイル戦でクラス突破を狙う。対するは前走2着のバレルターン、同じく前走2着のリカントロポなど。

■京都7Rでピックデムッシュが昇級戦に挑む
 京都7Rは芝2400mの3歳上2勝クラス。ピックデムッシュは前走でセントライト記念に出走し4着と健闘。2走前の町田特別(東京芝2400m)でも2着に入っており、長距離での実績は確か。今回は自己条件に戻り、昇級を決めたい。対するは前走の兵庫特別で2着のサークルオブジョイ、GI・7勝馬キタサンブラックの半弟アルマデオロなど。

■東京5Rの新馬戦でブラストワンピースの半弟アイムインなどがデビュー
 東京5Rは芝2000mの新馬戦。セレクトセール1歳1億3000万円(税抜き)、半兄に18年有馬記念など、重賞5勝を挙げたブラストワンピース(父ハービンジャー)がいる、シルバーステート産駒のアイムインがC.ルメール騎手でデビューする。

■東京6Rの新馬戦でキンショーユキヒメの仔テンレッドサン、ファルコニアの半弟フェルギナスなどがデビュー
 東京6Rはダ1600mの新馬戦。半兄に22年京成杯AHを勝ったファルコニア(父ディープインパクト)がいる、エピファネイア産駒のフェルギナスが戸崎圭太騎手でデビューする。また、18年福島牝馬S(GIII)を勝ったキンショーユキヒメの仔で、ヘニーヒューズ産駒のテンレッドサンが津村明秀騎手でデビューする。

■京都5Rの新馬戦でオニャンコポンの半弟デルマバンダイサンなどがデビュー
 京都5Rは芝2000mの新馬戦。半兄に22年京成杯を勝ったオニャンコポン(父エイシンフラッシュ)がいる、レイデオロ産駒のデルマバンダイサンが団野大成騎手でデビューする。

■地方競馬で4重賞
・帯広競馬場では20時00分にクインカップ(重賞)が行われ、前走の紅バラ賞を圧勝したクリスタルイプセなどが出走する。
・金沢競馬場では18時15分に北國王冠(重賞)が行われ、前走のイヌワシ賞を制したマンガンなどが出走する。
・高知競馬場では18時05分に黒潮マイルチャンピオンシップ(重賞)が行われ、重賞で上位争いを続けるサンライズグリットなどが出走する。
・佐賀競馬場では17時25分にカペラ賞(重賞)が行われ、重賞連勝中のサキドリトッケンなどが出走する。

■堀宣行調教師のバースデー
 9日は堀宣行調教師の58歳のバースデー。当日の管理馬は東京で3頭がスタンバイしている。