現在はFAとなっている36歳ベテラン チームの精神的支柱に対し、粋な一言をかけていた。来季限りでの引退を示唆しているドジ…
現在はFAとなっている36歳ベテラン
チームの精神的支柱に対し、粋な一言をかけていた。来季限りでの引退を示唆しているドジャースのミゲル・ロハス内野手が、ブルージェイズとのワールドシリーズ第7戦で9回に起死回生の同点ソロを放った後、大谷翔平投手からかけられた言葉を米ポッドキャスト番組で明らかにした。
ロハスは1点を追う9回1死で同点ソロを左翼席に叩き込み、この一撃で劣勢だった流れは変わった。直後の守備では1死満塁から二ゴロを冷静なバックホームで間一髪のアウトを奪い、サヨナラ負けを阻止。チームのワールドシリーズ制覇に攻守で大きく貢献した。
ポッドキャスト番組「クリス・ローズ・スポーツ」に出演したロハスは、同点弾の直後にベンチでの大谷とのやりとりを明かした。大谷から「ミギー、来年で引退はできないよ。あと10年、僕と一緒にプレーするんだから」という言葉をかけられて「ショウヘイ、俺はもう年寄りだし、あと10年プレーできるかどうかわからないけれど、来シーズンは絶対に君とプレーする」と返したという。
ロハスは第7戦での大谷との会話を「かなりクールな出来事だったと思うよ」とコメント。来季での引退を口にしてきた36歳のロハスは現在、シーズンを戦い終えてFAとなっている。ドジャースと10年契約の3年目を迎える大谷から、長く一緒に戦いたいという熱い思いが感じられる一言だった。(Full-Count編集部)