2025年シーズンWRC第13戦ラリージャパンは、11月8日(土)にラリー3日目午前中のセクションを走行。トヨタGRヤリ…
2025年シーズンWRC第13戦ラリージャパンは、11月8日(土)にラリー3日目午前中のセクションを走行。トヨタGRヤリス・ラリー1をドライブする勝田貴元は、SS8で総合3番手に順位を落としてしまう。それでも、SS10ではエルフィン・エバンスに僅差のセカンドベストを刻み、首位セバスチャン・オジエとの差を5.2秒として、前半のセクションを走り切った。
「午前中は、良かったり悪かったりでした。総合的にはあまり良くないかな。ステージのキャラクターが、それぞれのSSでだいぶ違いますし、昨日以上にインカットで泥が出ていたので、厳しい展開になるのは予想していました。ただ、こういったコンディションでは、エルフィンがいつも速い。セブはおそらくリスクをコントロールしていて、僕もある程度リスクを負わないように走りました」
「午後に入って、もう少し全員がリスクを取りはじめた時に、どのような展開になるのか。多分そこが勝負のポイントになるはずです。ただ、首位のセブと5.2秒差は、全然悪くないと思っています。むしろ微妙なフィーリングだったのに、差が縮まってるのは、ポジティブに捉えていい」
「このギャップをもう少し縮められたら、もちろん最高です。3番手だろうが、2番手だろうが、トップとの差だけを意識していくつもりです。今は明日のことは考えずに、今日のステージに集中していきます。結果的に3番手で今日が終わったとしても、明日の雨が降るタイミングによっては、出走順が前の方が良かったりもするので……。そこを意識しすぎず、トップとの差だけ見て、今日を走り切りたいです」