現地11月7日、フランス2部リーグ・ドゥの第14節が行われ、スタッド・ランスが3−1でバスティアに逆転勝ち。サッカー日…

 現地11月7日、フランス2部リーグ・ドゥの第14節が行われ、スタッド・ランスが3−1でバスティアに逆転勝ち。サッカー日本代表MF中村敬斗が“キレキレドリブル”で勝利に貢献した。

 敵地での一戦。左ウイングで8試合連続スタメン出場を果たした中村は、この日も攻撃のキーマンとして相手ゴールに迫る。前半20分に先制点を許すも、同25分に同点に追い付いた直後の同28分だった。

 相手のロングスロー攻撃をGKユエン・ジャウエンがキャッチし、自陣から前線に走り出した中村へ低い弾道でのパントキックを送る。このボールに中村がハーフウェーラインを越えたところでうまく体を入れ替えて左サイドのスペースへ持ち出すと、そこから単独ドリブル。対峙した1人目のDFを軽やかなステップで逆を突いて抜き去ると、カバーに入った2人目のDFをカットインでかわす。そして3人目のDFが寄せに来る前にボックス手前から右足を振り抜いた。

 放ったシュートはGK正面に飛んだが、このボールを相手GKがファンブル。その隙を見逃さず、走り込んだスタッド・ランスのFWハフィズ・ウマル・イブラヒムがこぼれ球を奪い去り、ゴールに流し込んだ。

■「何人もかわしてシュート 見事でしたねー」

 この中村の切れ味鋭いドリブルでの単独カウンターから生まれたゴールでリードを奪ったスタッド・ランスは、試合終了間際にテディ・テウマがダメ押しゴールを決めて3−1勝利。中村は後半36分に関根大輝との交代し、勝利の瞬間をベンチから見つめた。

 そしてSNS上には中村に対して、「中村敬斗上手すぎる!!!!」「敬斗ゾーンからのカットインシュートは惜しかったけど味方が詰めてて良かった!」「ほぼアシスト」「何人もかわしてシュート 見事でしたねー 代表戦でも期待しています」「ちょっとキーパーのキャッチミスって感じもするけど、中村敬斗のドリブルはキレッキレ。あそこからよく中にもっていったな。あとはシュートのコースと威力だけ」などの声が寄せられた。

 この勝利でスタッド・ランスは暫定5位に浮上。11月の代表戦にも招集されている中村の勢いと切れ味にますます磨きがかかっている。

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