WRC第13戦ラリージャパンは11月7日(金)までの7SSを終え、トヨタGRヤリス・ラリー1を駆る勝田貴元は首位のチーム…

WRC第13戦ラリージャパンは11月7日(金)までの7SSを終え、トヨタGRヤリス・ラリー1を駆る勝田貴元は首位のチームメイト、セバスチャン・オジエに続く2番手に浮上した。ただし、午後の3SSではSS5、SS6で連続ベストのオジエにそれぞれ3.2秒、3.0秒ずつ引き離される展開。この日最後のSS7では勝田が0.2秒上まわったものの、オジエとの差は7.9秒に広まった。

「ステージによってクルマの動きが良かったり悪かったりというのがすごくはっきりした、アップダウンの大きい午後でした。何が原因でそうなったのか、よく分からないので、ちょっとモヤモヤしている感じです。明日はその悪い方が出ないように、今夜エンジニアと話して調整していきたいです。悪くなかったステージは、限界いっぱいで攻めているわけではなくてもいいタイムが出ているので、そういうフィーリングでいけるようにしたい。ただ明日は舗装の種類がちょっと違うステージが多いので、そこら辺を踏まえていいセッティングで臨めるようにしていきたいです」



「セブ(セバスチャン・オジエ)のスピードは……まああれがワールドチャンピオン仕様のアタックですかね。自分でもタイムを失っているのは分かりました。でも、最初から特にイセガミではリスクを負わないと決めていたんですよ。ラリーを通してずっとドライで僅差の戦いが続くなら、今日ああいったところでリスクを負わないと、差をつけられてしまったらリカバリーできない。でも日曜日が雨なので、多少開いても、まあ雨でどうひっくり返るか分からない。だからリスクを負わないことにしました。とにかく今日を2番手で終えられたことは悪くないですし、プッシュし続けて明日がどうなるか、ですかね」