日曜の東京は天気が崩れそうだ。そこでアルゼンチン共和国杯が道悪になった場合の注目馬をピックアップしたい。    まず…

 日曜の東京は天気が崩れそうだ。そこでアルゼンチン共和国杯が道悪になった場合の注目馬をピックアップしたい。
 
 まずはニシノレヴナント(セ5、美浦・上原博之厩舎)だ。前走のオクトーバーSは上がり勝負を突き抜けての波乱演出だったが、それ以前の4勝のレース上がり3Fは全て35秒以上。つまりは本質的に時計がかかった方がいいタイプなのだ。実際、23年春には不良の1勝クラスを快勝した実績あり。得意とは言えない条件でオープン初勝利を挙げたあたり、夏を越して一気に力を付けてきた印象もあるので、一気にタイトル奪取となっても驚けない。
 
 もう1頭、ホーエリート(牝4、美浦・田島俊明厩舎)にも注目したい。道悪巧者が多いことで知られるルーラーシップ産駒で、この馬自身も未勝利を重で勝っている。どちらかといえばペースが落ち着いた方がいいタイプなので、そういった意味でも雨は歓迎。重賞では惜敗が目立つが、もうひと押しが利いてもいいだろう。