金曜正午の時点では3場揃って芝ダートともに良となっている。まずは東京から。芝は引き続き高速決着。位置取りを問わず、速…

 金曜正午の時点では3場揃って芝ダートともに良となっている。まずは東京から。芝は引き続き高速決着。位置取りを問わず、速い上がりを使える馬が有利で、人気サイドの決着が目立つ。先週はルメール騎手が12戦9勝と大活躍。また、戸崎騎手も【1-5-2-2】と好成績だった。ダートはある程度のポジションで運んだ方が良さそう。

 続いて京都。芝は逃げ差し不問だが、直線では内を避けて走る馬が目立つ。外回りは尚更で、各ジョッキーの進路取りに注目したい。先週はキタサンブラック産駒が【4-0-2-3】とよく走っていた。ダートは標準的なコンディションで、脚質の有利不利はなさそう。

 最後に福島。芝は秋開催とあって、極端に速い時計は出ない。一応は前有利と見るが、展開一つで差し馬にも出番がありそう。ダートは小回りらしく逃げ先行馬が残るか。

【注目馬】
東京11R・シャオママル…未勝利を勝ったばかりだが、過去3戦は全て上がり3F最速。とりわけ今回と同条件の前走は33秒6をマークして圧巻の差し切りだった。アルアイン産駒の地味キャラだが、一発の魅力を秘めている。

京都11R・イスラアネーロ…京都ダ1200mで【1-0-2-2】の舞台巧者。近走はひと息だが、ガラリ一変での連覇があっても驚けない。

京都12R・ノーランサンライズ…先週の京都芝で好調だったキタサンブラック産駒。今の馬場を考えると外枠も吉と出る可能性が高く、好配候補として狙いが立つ。