◇日米女子ツアー◇TOTOジャパンクラシック 2日目(7日)◇瀬田GC 北コース (滋賀)◇6616yd(パー72)◇…

高橋彩華は全英後、深刻な時差ボケに悩まされた

◇日米女子ツアー◇TOTOジャパンクラシック 2日目(7日)◇瀬田GC 北コース (滋賀)◇6616yd(パー72)◇晴れ(観衆3029人)

2022年以来の出場だった8月の海外メジャー「AIG女子オープン(全英女子)」(ウェールズ・ロイヤルポースコール)から帰国すると、高橋彩華は深刻な時差ボケに悩まされた。

「昔は全然残んなかったが、今年久しぶりに行ったらめっちゃしんどかった。寝られるけど体の中がずっと具合悪くてムカムカしていた。初めての経験。それまでは一回もなかった」と振り返った。

3年前なら行きたかったけど…

今大会で優勝すれば米ツアー参戦の道もあるが、「3年前なら行くぞって感じはあったが、来年28歳ではちょっと悩む…」と眉をひそめる。

今年の米ツアーは1月フロリダ州で開幕し、タイ、シンガポール、中国を転戦。夏はフランス、スコットランドと欧州に展開した。秋には再びアジアに場を移し、直近5戦はハワイ、中国、韓国、マレーシアと行われた。1週間ごとに移動を強いられる過酷な遠征生活に耐えられる自信はない。

4位で週末に向かう

それでも今週は好位置でプレーを続けている。この日は出だし1番(パー5)で60ydから58度で5mにつけてバーディを決めると、続く2番も決めて連続。前半アウトで5バーディを奪う「67」で、週末へ通算9アンダー4位につけた。

「今週はすごく距離が長い。チキっていたら200ydぐらい距離が残ってしまうのでちょっと頑張っている。振り抜くように心がけた。予選落ちもないし、思い切って」と話した。

自分らしいゴルフで3勝目なるか

6月「宮里藍サントリーレディス」以来のツアー3勝目へ2打差を追いかける。「やっぱり年間複数回は目標なので。チャンス圏内。自分らしいゴルフをしたい」と集中力を高めた。(滋賀県大津市/玉木充)