3回目のWRCタイトル獲得を有終の美として、王者として堂々とスーパーフォーミュラに乗り込む。そんな目算は、新城のガードレ…

3回目のWRCタイトル獲得を有終の美として、王者として堂々とスーパーフォーミュラに乗り込む。そんな目算は、新城のガードレールによって幻になるかもしれない。豊田スタジアムのサービスに戻ってきたカッレ・ロバンペラは落胆を隠せなかった。

「たぶん、あのコーナーにとっては楽観的すぎたペースノートだったんだと思う。ちょっとスピードが出すぎて、外側のガードレールにスリップしてしまった。大きな衝撃は感じなかったけど、たぶんガードレールの支柱のひとつにぶつかって、ホイールが衝撃を受けてサスペンションが壊れたんだ。でもロードセクションでなんとか修理できて、少なくともサービスエリアに戻ることができた。工具とかを使ってね。修理が必要な時は、何かしら機能するものを作り出す必要がある」



SS4を終え、首位オジエとの差は5分以上と絶望的。だが、まだ大逆転タイトルを諦めるわけにはいかない。
「もちろん差は大きい。今はサービスでクルマを修理して、走り続けてどこまで挽回できるか。ラリー終了時に数ポイントでも獲得できれば、その先へ進める」