11月2日放送の『ABEMAスポーツタイム』に、平昌五輪スピードスケート2冠の髙木菜那が出演。ミラノ・コルティナ冬季五輪…

11月2日放送の『ABEMAスポーツタイム』に、平昌五輪スピードスケート2冠の髙木菜那が出演。ミラノ・コルティナ冬季五輪開幕に挑む妹・美帆への複雑な想いを明かした。
現役時代には日本初の“姉妹で金メダル”を獲得したことでも知られる髙木は、10月に開催されたスピードスケート全日本距離別選手権1500mで10連覇を達成した妹の髙木美帆選手について、「ぜんぶ負けたみたいです、私」と姉らしく笑顔で祝福した。
続けて髙木は「悔しいですけど、妹はこの種目で世界記録を持ってるので。(現役時は)少しでも追いつけ追い越せ、みたいな感じでやってました」と心境を吐露。そして開幕まで100日を切ったミラノ・コルティナ冬季五輪は、髙木が現役引退後に迎える初めての五輪となる。

解説やレポートに引っ張りだこになるであろう髙木だが、「現役のときは、緊張と不安とワクワクのすべてが入り混じった感じが強かったんですけど、“もう100日切っちゃったか!?”という感じで。どちらかというと妹を見ているのが姉としてすごく不安です」と、自分よりも妹のことが気がかりだと明かす。
さらに髙木は、「妹の出したい記録が五輪で出せるのか? あと100日でそこまで持っていけるのか?今までは自分しか見てなかったんですけど」と心情を吐露しつつ、大注目が集まるであろうキャスターとして“妹へのインタビュー”については「もう、できないです!だって感情移入しちゃうので…」と、意外な一面も見せた。
「これからは集中してもらうから、(取材の打診は)全部断りました」と明かした髙木。冬季五輪の目標として「一番は、妹のジャマをしない!」とカメラ目線で宣言し、美帆選手との信頼関係の深さをうかがわせた。
(ABEMAスポーツタイム)