【FIFA U-17ワールドカップ カタール2025】U-17日本代表 0-0 U-17ニューカレドニア代表(日本時間1…

【FIFA U-17ワールドカップ カタール2025】U-17日本代表 0-0 U-17ニューカレドニア代表(日本時間11月6日/アスパイア・ゾーン-ピッチ1)
U-17日本代表のFW浅田大翔(横浜FM)が、後半アディショナルタイムにネットを揺らした。劇的な決勝ゴールかと思われたが、直前のプレーでファウルを取られてノーゴールに。微妙なジャッジにファンからは様々な声が上がった。
U-17日本代表は11月6日、U-17ワールドカップのグループB第2戦でU-17ニューカレドニア代表と対戦。ベンチスタートだった浅田は、ゴールレスで迎えた後半のスタートにFW小林柚希(大宮U18)に代わってピッチに立った。
そのまま得点が動かずに時間が経過し、後半のアディショナルタイムに突入。迎えた90+4分に問題のシーンを迎える。左サイドのスローインから、ピッチ中央のMF野口蓮斗(広島ユース)にボールが渡る。そこから右足でインスイングのボールを蹴り込むと、ファーサイドで競り勝ったメンディー・サイモン友(流経大柏高)の折り返しを浅田がトラップして右足を振り抜く。これがゴールネット上段に突き刺さり、日本がついに先制したかと思われた。
しかし、主審は日本のファウルがあったとしてノーゴール判定に。解説の名良橋晃氏も「えっ?何?何?何?」と困惑するように、どのシーンでのファウルが取られたのかわからない状況だった。
「メンディーのところ?ないでしょ!?」の声も

すると日本ベンチはすぐにFVS(VARに代わるリクエスト式のビデオ判定)をリクエストし、審判団によるビデオ検証が行われた。争点は、競り合いの際にメンディーが相手に手をかけたところがファウルだったかどうか。名良橋氏は「これはフットボールコンタクトじゃないですか?」とコメントしたが、別角度のアングルから見ると相手を抱きかかえているようにも見える。そのため名良橋氏も「あぁ右手か…これをどうジャッジするか」と語った。
検証の結果、主審の判定通りにファウルとなりゴールは取り消しに。SNSのファンたちの中でも「決まったと思ったが‥」「え?ゴールじゃないの?」「こんなんでファウル取るのかよ…」「メンディーのところ?ないでしょ!?」「これ取られるのは正直厳しい」など判定を不服とする声がある一方で、「確かに抱きかかえている感じだもんな」「うーん。これはファウルでも仕方ないか」「残念だけど印象よくなかったな」など物議を醸した。
結局、日本は35本ものシュートを打ったものの、最後までゴールネットを揺らすことはできず試合はゴールレスドローに終わった。勝点4とした日本は、11月9日のグループ最終戦で勝点6で首位のポルトガルと対戦する。
(ABEMA de J SPORTS/FIFA U-17ワールドカップ カタール2025)