きこえない、きこえにくいスポーツ選手の国際大会、デフリンピック東京大会が15日に開幕するのを前に、東京選出の選手46人…

 きこえない、きこえにくいスポーツ選手の国際大会、デフリンピック東京大会が15日に開幕するのを前に、東京選出の選手46人が6日、都庁で小池百合子知事を表敬訪問し、「最高のパフォーマンスを発揮する」と健闘を誓った。

 選手団を代表してあいさつした卓球の亀沢理穂選手(35)は過去4大会で8個のメダルを獲得。「まだ金メダルを取っていないので、今回は目指したい」と抱負を語り、「大会後も、障害の有無に関係なく誰もが安心して暮らせる共生社会の実現につながるように、責任を持ってがんばりたい」と話した。

 小池氏は「都民や国民が大きなエールを送ってくれるので、いつもより良い成績や成果を残してほしい」と述べた。

 大会は15~26日に開かれ、陸上や柔道など大半の競技が都内で実施される。(中山直樹)