11月6日に開幕したWRC第13戦ラリージャパン。前日の5日には「メディカルブリーフィング」を実施。アクシデントなどの不…

11月6日に開幕したWRC第13戦ラリージャパン。前日の5日には「メディカルブリーフィング」を実施。アクシデントなどの不測の事態に救出を担うメディカルスタッフが、実際に案件が発生した際にどのように救出するか、実地練習を行った。

ブリーフィングでは、メディカルデレゲートのチェム・ボネバル医師、日本側の医師団から西田広一郎医師、渡邊水樹医師、水谷敦史医師の3名がレクチャーを行い、車外救出を座学と実技を実践。実際にヘルメットの取り扱いやHANSの外し方、車両のキルスイッチなどモータースポーツならではの対処から、首を固定して車外へ乗員を運び出す方法などの体験をした。救出訓練では、今季の全日本ラリー選手権JN-2クラスチャンピオンで今回はオフィシャルカーのクルーも務めるドライバーの山田啓介、コ・ドライバーの藤井俊樹、佐藤慧が選手役を務めた。









さらに、Mスポーツ・フォードの協力で、ジョッシュ・マカリアンが実際にドライブするフォード・プーマ・ラリー1を使用した救出訓練も行われた。