【SVリーグ】ヴィクトリーナ姫路 2ー3 SAGA久光スプリングス(11月2日・女子第4節)【映像】弾丸スパイクで上半身…
【SVリーグ】ヴィクトリーナ姫路 2ー3 SAGA久光スプリングス(11月2日・女子第4節)
女子バレーで弾丸スパイクが炸裂。強烈な一撃がレシーバーを直撃すると、その衝撃で上半身が仰け反り、まるで「マトリックス」状態。ボールはコート外まで弾け飛ぶ衝撃光景にアリーナがどよめいた。
大同生命SVリーグの女子第4節で、SAGA久光スプリングスはヴィクトリーナ姫路と対戦。第1セット18-20の場面で、衝撃的な弾丸スパイクが炸裂した。
姫路のサーブをきっちりと拾ったSAGA久光のセッター・栄絵里香はライトバックを選択。すると、コート後方で跳躍したステファニー・サムディが、とてつもないスパイクを打ち込んだ。身長188cmのオポジットは、まるで空中で海老反りするように体をしならせ、力いっぱい腕を振り抜きながらボールを右手で捉える。すると、この強烈な一撃は目にも止まらぬスピードで相手コートに到達し、姫路・大島杏花の右肩付近を直撃した。
その瞬間、大島の上半身は後ろに吹き飛び、さながら映画『マトリックス』の有名な一コマのように上体が反った姿勢に。しかし、映画のように“銃弾を避けた”わけではなく、大島を直撃したボールはそのままネットを超え、SAGA久光のコート外に着地。サムディの衝撃の一発には、姫路のホームアリーナも驚愕からか静まり返っていた。
前日のGAME1で、今季6連勝中だった姫路を3-0のストレートで下したSAGA久光は、この日も好調。フルセットの壮絶な戦いを3-2で制して連勝を飾ってみせた。中でも、チーム2位の15点を記録したサムディは、2大エース、オルガ・ストランツァリと共に得点を量産するなど、チームを勝利に導く活躍を示した。
今節終了時点で、得点ランキング13位、チーム内では1位となる123点をマークしているのがサムディだ。その内の31点をバックアタックで決めるなど、成功率は41.3%を記録し、この試合がそうであったように、相手にとってとてつもない脅威となっている。(ABEMA de J SPORTS/SVリーグ)