ドジャースはFAとなった大物リリーバーの獲得に動くか(C)Getty Images ワールドシリーズ連覇を果たしたドジャ…

ドジャースはFAとなった大物リリーバーの獲得に動くか(C)Getty Images

 ワールドシリーズ連覇を果たしたドジャースのさらなる補強策に注目が集まっている。

 米メディア『EssentiallySports』は、ドジャースの最大の弱点が見過ごされる危険性に着目し、記事を掲載した。

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 ドジャースは今オフ、外野手のカイル・タッカー(カブス)をFAで、昨季リーグ投手三冠でサイ・ヤング賞に輝いた先発左腕のタリク・スクバル(タイガース)をトレードで獲得を目指すのではないかと噂されている。

 一方で、ブルペン陣は来季へ向けて不安視されている。同メディアは「リリーフ投手への信頼が欠如していたため、デーブ・ロバーツ監督には、(ワールドシリーズ)第7戦の終わりを先発のヨシノブ・ヤマモトに休養日なしで託す以外に選択肢がなかった」と記している。

 ブルペンの問題が解決されていない中で、記事では「現時点では、ロバーツ監督はたとえ8億ドルという巨額の費用がかかったとしても、タッカーとスクバルを獲得するために全力を尽くす構えのようだ」と見ている。

 その上で「この冬のFA市場には、エドウィン・ディアス、ライセル・イグレシアス、ロベルト・スアレス、そしてライアン・ヘルズリーといった、複数のビッグネームの救援投手が出回る。ドジャースにとって、ディアスかスアレスのどちらかを獲得することが、ブルペンを補強する最もシンプルな方法となる」と記した。

 「安定した一貫性のあるクローザーの必要性を見過ごすべきではない。ドジャースは2026年シーズンにこれまで以上に強力になり、歴史的な3連覇を確実にするために、資金を賢く使う必要がある」と、ブルペン補強を優先すべきと見解を述べた。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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