11月2日放送の『ABEMAスポーツタイム』で、サッカー女子日本代表を特集。昨年のパリ五輪で右膝前十字靭帯断裂の大怪我を…

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11月2日放送の『ABEMAスポーツタイム』で、サッカー女子日本代表を特集。昨年のパリ五輪で右膝前十字靭帯断裂の大怪我を負い長期離脱していた清水梨紗選手の復帰について、本人にインタビューを行った。

【映像】リハビリ中のオフショットも…心境を語る清水の表情

欧州での親善試合は1分け1敗、4月からの9試合でわずか1勝と、なでしこジャパンはなかなか結果が出せていない。しかし不動のサイドバックとしてチームを支えていた清水選手が1年間のリハビリから復帰し、10月25日のイタリア戦に途中出場を果たした。

清水選手は「正直、辛いことのほうが多かった」と振り返りつつも、「今では、その時間も無駄ではなかったと思える」とうなずく。「苦しいことを乗り越えてここに戻ってこられた。(長谷川)唯にもですけど、色々な人に感謝しながらプレーしたい」とチームメイトや関係者に感謝を述べた。

清水選手は今夏、マンチェスター・シティからリヴァプールにレンタル移籍。そのマンC所属に所属する藤野あおば選手は、「梨紗さんは弱音も吐かずに、常に前を向いて一生懸命リハビリしている姿しか見ていなかったので、強い人だなという印象。プレーヤーとしても人間性としても尊敬しかない」と、そのひたむきさを称える。

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そして同じくマンC所属で、なでしこキャプテンでもある長谷川選手は「意外と“外に見せない”というか、落ち込んでいたり元気がないということは、ほとんどなかった。見せさせなかった?(笑)」と証言。そんな長谷川選手に対し、清水選手も「自分が怪我をして歩けない状態でも、唯はサッカーの話をしてきた」と笑いつつ、「自分はそれに助けられた」と本音を明かした。

清水選手いわく、離脱中でも試合の話をしてくれたおかげで「“自分もサッカー選手なんだ”と思えたというか…。サッカーと繋がりを作ってくれていた」とのことで、長谷川選手への感謝を語りつつお互い照れくさそうに笑い合っていた。
(ABEMAスポーツタイム)