◇日米女子ツアー◇TOTOジャパンクラシック 初日(6日)◇瀬田GC 北コース (滋賀)◇6616yd(パー72)◇晴…
◇日米女子ツアー◇TOTOジャパンクラシック 初日(6日)◇瀬田GC 北コース (滋賀)◇6616yd(パー72)◇晴れ(観衆3043人)
米ツアーメンバーの岩井明愛が首位と2打差の5アンダー4位で滑り出した。6バーディ、1ボギーの「67」でプレーした。
この日はプロテスト合格同期の桑木志帆、埼玉栄高で3学年上の先輩にあたる菅沼菜々とのラウンド。「雰囲気良く回ることができて、すごく楽しかった。日本に来るとより大きな歓声をもらえているような気がして。いいショットをした時も“ナイスショット”って拍手してくれるのがうれしいですね」と笑顔で回れた。
2週前の国内ツアー「マスターズGCレディース」で3位、米ツアー「メイバンク選手権」で4位と海をまたぐ2連戦で優勝争いを演じた。気候、芝質が異なる環境に苦戦する選手も多いなか、「特に海外に行くから何かを変えるとか、芝が違うからスイングを変えるというのは考えない」と持論を展開する。
「誰しも、ゴルフが消極的になることはあるけど、そういうときこそ攻めるプレーが大事だなって」。場所にプレースタイルを合わせるのではなく、どうすれば自分の持ち味を生かせるか。米国では、ゴルフ場を離れても日本ツアー時代と同じ生活リズムで過ごしてきた。「毎試合、チャレンジャーの気持ちも変わらない」と信念を曲げない。
伸ばし合いになりそうな展開だが、「スコアは予想していない。一打打って、ボールを見つけてまた打って…の繰り返し。全体的に良い感じなので、引き続きあしたも思い切って、毎ショット振れるように意識するだけ」とマイペースぶりを貫く所存だ。8月「ポートランドクラシック」以来のツアー2勝目を目指す。(滋賀県大津市/石井操)