◇日米女子ツアー◇TOTOジャパンクラシック 初日(6日)◇瀬田GC 北コース (滋賀)◇6616yd(パー72)瀬田…

スペインの飛ばし屋、ジュリア・ロペス・ラミレス

◇日米女子ツアー◇TOTOジャパンクラシック 初日(6日)◇瀬田GC 北コース (滋賀)◇6616yd(パー72)

瀬田に規格外の飛ばし屋が現れた。その名もジュリア・ロペス・ラミレス。スペイン、マラガ出身の22歳だ。昨年末の最終予選会(Qシリーズ)を10位で突破し、ことしはルーキーとしてツアーに参戦している。飛距離ランキングは現在トップ、アベレージ284.9ydという驚異的な数値を叩き出している。

プロアマ戦のこの日、記者は彼女を一目見ようと、スタートのティイングエリアに駆け付けた。身長は174cmとそこそこ高いものの、体はどちらかというと細く見える。どうして280yd以上も飛ばせるのかが不思議なくらいだ。

ワイドスタンスでアッパーで打つ構え

だが、スイングを見て納得。ワイドスタンスかつ右足体重、いかにもアッパーに打ちそうな構えから、下半身をしっかり使って体重移動し、豪快にクラブを振り切った。インパクト音はまるで男子プロ。409ydの17番では、打ち下ろしということもあるが、ティショットを残り94yd地点まで飛ばしていた(310yd以上飛ばしたことになる)。

腰を目いっぱい切っているのが分かる

本人をつかまえて飛ばしのコツを直撃してみると…、「大事なのはボールをアッパーでとらえること。スタンスを広くしてボールを左寄りに置き、体の右サイドで叩く。けっこうボールを右から見ているわ」と、右足体重の姿勢で説明してくれた。さらに「腰のローテーションも大事で腰で、ボールを押す感覚がある。腰を使って、足を蹴って、最終的に手を伸ばしてボールをとらえている」と解説を続けた。

メディシンボールを投げろと力説

せっかくなので、アマチュア向けの飛ばしのコツをたずねると、「重たいメディシンボールを目標方向に投げるのがいいと思う。右足→左足とステップを踏んで、足の力を使って遠くに投げる。重いものを遠くに飛ばすときの腰の動きと足の使い方が、飛ばす感覚と似ているわ」とラミレス。試合期間中も1週間に4回はトレーニングしているそうで、遠征はいつもジム探しから始まる。「もうちょっと体重を増やして筋肉をつけて強くしたい」とまだまだ飛ばしたいようだ。ちなみにドライバーはテーラーメイド「Qi35 LS」のロフト8度。シャフトはグラファイトデザインの「ツアーAD VF」6Xと男子プロ顔負けのスペックだ。

初日は日本が誇る飛ばし屋、竹田麗央神谷そらと同組。日米の飛ばし対決は非常に見ごたえがありそうだ。(滋賀県大津市/服部謙二郎)