11…

 11月5日、「りそなグループ B.LEAGUE 2025-26 SEASON」B1リーグ戦第8節の13カードが全国各地で開催された。

 ハピネスアリーナでは破竹の勢いで勝利を重ねる長崎ヴェルカが大阪エヴェッサを迎え撃った。第1クォーターはマット・ボンズの3P攻勢にあいリードを許すも、続く第2クォーターではイヒョンジュンンが長距離砲で応戦。ビハインドのまま迎えた後半、スティールからのファストブレイクの連続得点で勢いに乗った長崎が主導権を握り、迫る大阪を振り切って12連勝を飾った。イヒョンジュンはチーム最多の27得点をマークしている。

  

 ひがしんアリーナでは7連敗中のサンロッカーズ渋谷と7連勝中の島根スサノオマジックが激突。前半はロースコアな展開で試合が進むも第4クォーターはじめにはSR渋谷がベンドラメ礼生の3ポイントで12点リード。その後は島根にインサイドでの得点を重ねられ同点に。しかしジョシュ・ホーキンソンが長距離砲を射抜き、ジャン・ローレンス・ハーパージュニアも意地のタフショットを沈めると最後はドンテ・グランタムのフリースロー2本でダメ押しし77-74と勝利。連敗からの脱出に成功した。

 東地区首位の千葉ジェッツは敵地に乗り込みシーホース三河と対戦。前半は三河にリードを許す展開になるも同点に並んで後半へ。その後はリードチェンジを繰り返し、最終クォーター残り3分弱からはジョン・ムーニーがチームでの10得点を全て1人で沈め三河を下した。ムー二-は26得点13リバウンドのダブルダブルを記録している。

 宇都宮ブレックスは横浜ビー・コルセアーズに一度もリードを許さず5連勝、ライアン・ロシターが13得点15リバウンド11アシストで今シーズン初のトリプルダブルを記録したアルバルク東京は仙台89ERSに勝利した。長崎と西地区首位争いを繰り広げる名古屋ダイヤモンドドルフィンズも秋田ノーザンハピネッツに大勝を収め12勝1敗としている。

 5日に行われたB1リーグ戦第8節の試合結果一覧は以下の通り。

■11月5日のB1試合結果

秋田ノーザンハピネッツ 58-88 名古屋ダイヤモンドドルフィンズ

茨城ロボッツ 78-84 レバンガ北海道

宇都宮ブレックス 86-76 横浜ビー・コルセアーズ

越谷アルファーズ 76-65 川崎ブレイブサンダース

アルティーリ千葉 79-88 群馬クレインサンダーズ

アルバルク東京 94-80 仙台89ERS

サンロッカーズ渋谷 77-74 島根スサノオマジック

シーホース三河 79-83 千葉ジェッツ

ファイティングイーグルス名古屋 81-77 京都ハンナリーズ

広島ドラゴンフライズ 84-72 三遠ネオフェニックス

佐賀バルーナーズ 77-83 滋賀レイクス

長崎ヴェルカ 100-96 大阪エヴェッサ

琉球ゴールデンキングス 91-81 富山グラウジーズ

【動画】イヒョンジュンが27得点の長崎vs大阪ハイライト映像