この春開校した夜間中学の名古屋市立なごやか中学校で10月31日夜、はじめての運動会が開かれた。 なごやか中には15~8…

 この春開校した夜間中学の名古屋市立なごやか中学校で10月31日夜、はじめての運動会が開かれた。

 なごやか中には15~88歳の46人が在籍。外国籍の人や不登校経験のある人ら、多様な背景を持つ生徒たちがともに学校生活を送っている。

 この日、体育館には、エビフライのかぶり物や、富士山の着ぐるみ、かぼちゃのカチューシャなど、ハロウィーンらしい自由な装いの生徒たちが集まった。くじ引きで決めた組分けにそって、赤白のはちまきを身につけている。

 パン食い競争や綱引きなどのおなじみの競技に加え、座ったまま玉を投げる玉入れといった、さまざまな年代の人が同じように楽しめるプログラムもあった。

 カードに書かれたお題に当てはまる人を連れてゴールに走る「借り人競走」では「運動会に初めて参加した人」というお題も。連れられて一緒に走った男子生徒が感想を聞かれ「ちょっと楽しい」と答えると、会場から拍手と歓声が起こった。

 選手宣誓をした3年生の荒川鳳香さんは「すごく緊張したけど、楽しかった」。競技で特に楽しかったのはリレーだ。もうすぐある修学旅行も楽しみにしている。

 佐村明生校長は「一人ひとりが主役の運動会。とにかく学校で楽しい思い出をつくってほしい」と話す。

 なごやか中は現在、来年度の入学希望者の願書を受け付けている。問い合わせはなごやか中(052・583・1511)まで。(吉村美耶)