【UEFAチャンピオンズリーグ】PSG 1-2 バイエルン(日本時間11月5日/パルク・デ・プランス)【映像】背後からの…

【UEFAチャンピオンズリーグ】PSG 1-2 バイエルン(日本時間11月5日/パルク・デ・プランス)
バイエルンのFWルイス・ディアスが、後ろから激しいタックルを仕掛けて一発退場。PSGのDFアシュラフ・ハキミを負傷退場に追い込む危険なプレーに、ファンが激怒している。
日本時間11月5日のUEFAチャンピオンズリーグのリーグフェーズ第4節で、PSGとバイエルンが対戦。試合はアウェイのバイエルンが前半の2ゴールを守り切り、勝利を収めた。しかし、前半に2得点を奪ったディアスがハーフタイム直前の45+3分、危険極まりないプレーを繰り出す。
相手陣内の左サイドでパスを受けたディアスは、ファーストタッチが乱れ、PSGのDFアクラフ・ハキミに奪われてしまう。そのままドリブル突破に移行したハキミに対し、ディアスは奪い返そうと懸命に追走。そして、スライディングタックルを仕掛けた。これがハキミの後ろからによるものだったため、主審からは即座にイエローカードを提示された。
しかし、ハキミは大声を上げて倒れ込み、左足を押さえて悶絶。全く立ち上がることができない。なんとディアスの両足は、ハキミの左足をがっちりと挟み込んでいたのだ。ハキミは医療スタッフの治療を受ける間も手で顔を覆っており、激しい痛みに襲われて涙を流していた。

PSG陣営がプレーの危険性を主張する中、解説・林陵平氏は「少しロックされて、内側に捻っていたら嫌ですけどね。けっこう痛そうですね。挟んでいる形なので、左足が内側にロックされて捻っているとプレーできないですよね。かなり危険なタックルでしたね」と言及した。
ファンもSNS上で「最悪だな」「良い試合なのにハキミへのルイス・ディアスのタックルは危険だわ」「反省してください」「仕方ないタックルだったとはいえかなり怪我の可能性が高い最悪のタックルだったな」「ただの破壊行為」「ディアスはこれを機に2度と同じことするのやめてくれ」「タックル危なすぎる」「一発退場蟹挟みアタックはあまりにも危険すぎる」「ディアスはロッカールーム行って土下座してきてくれ」と怒り心頭のようだ。
スタジアムからブーイングが発せられる中、現地時間で試合当日が誕生日だったハキミは自力で立ち上がることができず。DFウィリアム・パチョとスタッフの肩を借りてピッチを退いた。この時、ディアスはハキミに謝罪していた。
その後、主審はOFR(オンフィールドレビュー)を行う。林氏も「(印象は)悪いですね。取り返しに行こうとはしているんですけど、後ろから足首を挟んでいる形なので。これはハキミが痛がらずにプレー続行していたら、VARチェックもしていなかったと思うんですよね」とコメント。主審は映像確認後、イエローカードを取り消してレッドカードを提示した。
この判定にはファンも「退場は妥当やろ」「よりにもよって誕生日なのに」「まあしゃあないわな」「そりゃそうだろ!」と納得している様子。そして、「ハキミ大丈夫なのかなマジで心配だわ」「早い復帰を祈ります」「ハキミのキャリアに影響がないのを願う」「軽傷を祈ってます」「大丈夫かな」「重症でないことを祈る」と状態を心配している。
なお、試合後の現地メディア『Le Meilleur du PSG』は、「ハキミは3〜5週間欠場する見込みだ」と報道している。
(ABEMA de WOWSPO/UEFAチャンピオンズリーグ)