2025年秋季近畿地区高校野球大会では神戸国際大付(兵庫)が優勝を収めた。これで14日に開幕する明治神宮大会(神宮)に出…

2025年秋季近畿地区高校野球大会では神戸国際大付(兵庫)が優勝を収めた。これで14日に開幕する明治神宮大会(神宮)に出場する9校が決まり、9日の東京決勝で、全10校が出揃うことになる。

 各地区で優勝したチームによる1回戦のカードも好ゲームが期待できそう。なかでも、注目の好投手が強豪相手にどんな投球を見せるのか楽しみだ。

 神戸国際大付は、初戦で中京大中京(東海=愛知)と対戦。近畿大会準々決勝(橿原学院戦)でノーヒットノーランを達成した宮田 卓亜投手(2年)がどんな投球を見せるのか。

 33年ぶりに中国大会を制した崇徳(広島)は、初戦で花巻東(東北=岩手)と対戦。中国大会を1人で投げきった最速140キロ左腕・德丸 凜空投手(2年)が、花巻東が誇るスラッガー、赤間 史弥外野手(2年)や古城 大翔内野手(2年)などを相手にどんな投球をするのか。

 14日の開幕戦では北信越地区初優勝の帝京長岡(新潟)と四国地区代表・英明(香川)が対戦する。英明の最速141キロ左腕・冨岡 琥希投手(2年)が、元プロの芝草監督率いる帝京長岡打線にどう対峙するのか。

 残るは関東地区・山梨学院(山梨)の相手となる、東京地区代表の行方。今週末の8日には国士舘、帝京、関東第一、桜美林の4強が準決勝に臨む。決勝が予定されている9日には、全出場校、全カードが確定する。