第78回全国高校バスケットボール選手権大会(ウインターカップ=朝日新聞社など特別協力)の佐賀県大会決勝が2日、佐賀市の…
第78回全国高校バスケットボール選手権大会(ウインターカップ=朝日新聞社など特別協力)の佐賀県大会決勝が2日、佐賀市のSAGAアリーナであり、男女とも佐賀北が優勝した。男子は2年ぶり15度目、女子は2年連続10度目の制覇で、12月23日から東京都で開かれる全国選手権に出場する。
佐賀北の男子は、前回は県大会準決勝で敗れており、田中亮地主将(3年)は「リベンジできたのでよかった」。連覇を狙った佐賀東を相手に序盤から厳しい攻守をみせ、前半で19点をリード、77―50で快勝した。籾井宏一監督は「フィジカルと決定力の精度を高めていきたい」と全国大会を見据えた。
女子は佐賀清和に第1クオーターで8点をリードされたが、77―71で逆転勝ち。多久島ゆら選手(2年)らが得点を重ね、後半に実力を発揮した。
武藤広樹監督は「狙い通りのプレーができており、焦りはなかった」。夏の高校総体後に主将を任された2年生の竹下二野選手は「仲間からいい声かけをしてもらい、うまくまとまれた」と振り返った。(森田博志)