左翼手のキケと交錯しながら、好捕した中堅手のパヘス(C)Getty Images 球団初の2年連続ワールドシリーズ制覇を…

左翼手のキケと交錯しながら、好捕した中堅手のパヘス(C)Getty Images
球団初の2年連続ワールドシリーズ制覇を果たしたドジャース。現地時間11月3日には、地元ロサンゼルスで優勝パレードと記念セレモニーが開催された。
ただ、ブルージェイズとの頂上決戦は苛烈を極めた。2日前に敵地トロントで行われた第7戦。1点を追う9回表の攻撃で、一死からミゲル・ロハスの起死回生のソロ本塁打で追いついたドジャースは、その裏に一死満塁と一打サヨナラ負けの大ピンチを迎えた。
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ここでデーブ・ロバーツ監督は、中堅手をトミー・エドマンからアンディ・パヘスに交代。犠飛でも終戦の局面で、守備範囲が広く、強肩の24歳を守備固めで起用した。二ゴロで二死後、これが大当たりとなった。
アーニー・クレメントが山本由伸のカーブをとらえると、打球は左中間に高々と舞い上がった。左翼手の“キケ”ことエンリケ・ヘルナンデスは懸命に背走。そのキケと衝突しながら、ミラクルキャッチしてみせたのがパヘスだった。
延長戦に持ち込んだドジャースは、11回に飛び出したウィル・スミスの勝ち越し弾で得たリードを、山本の“神リリーフ”で守り抜いた。米スポーツサイト『The Sporting News』は「アンディ・パヘスが人生最高のキャッチでワールドシリーズ第7戦を救う」と題した記事を掲載。「これは作り話じゃない」と切り出し、エドマンとの交代、その後の好捕をクローズアップした。
ポストシーズン打率0割台と苦しんでいたパヘス。第5戦から先発を外れていたが、ロバーツ監督から指示を受けた際は「準備はできている」と即座に返答し、すぐにグラブを手にして、センターの守備位置へ走り出したという。
記事では「まさにその言葉どおり、パヘスは人生最高のキャッチで、ドジャースの野球シーズンをほんの少し長く続けさせたのだった」と結ばれている。不振に陥っても、決して腐ることなく、指揮官との完璧な意思疎通が奇跡を呼び、世界一連覇につながった。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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